大好きなゲームとその音楽の話1:ゼルダの伝説スカイウォードソード

こんにちは。吉岡(@ryuchan_GGWL)です。

前回は打楽器体験会を開催した様子などについて
noteにまとめた記事を書いたのですが
今回はもう本当、趣味丸出し。

なにか、誰かの為になるような気づきや発見を届けよう!
とか考えていません。

自分の好きなゲームとその音楽について
ただただ思うところを書いていきます。
好きなところを語るのでゲームそのものへの
ネガティブな話はほぼないです。

このシリーズが続くかどうかもわかりませんが
最初に取り上げるゲームとその音楽は

ゼルダの伝説スカイウォードソード

ということで、今回の内容は

・スカイウォードソードという作品
・と、それに付随する音楽

が好きだぜ!って人向けのなかなかニッチな内容です。
今更!?とお思いの方、ごもっともです。
2012年のゲームですからね。
これらや、あるいは好きなものについて語りまくる僕に興味があるという変z、物好k…珍しい人以外には多分時間の無駄です笑

それでもいいよ!って人は読んでみてね。
そして、1つでも「わかる!」「それな!」
と思うことがあった人は僕と握手しましょう。

ちなみに僕はこれまでゼルダシリーズは

時のオカリナ(64版、3DS版&裏ゼルダ)、
ムジュラの仮面(子供の頃怖すぎて未クリアw)
トワイライトプリンセス
スカイウォードソード
ブレスオブザワイルド(DLCコンテンツ含む)

の5作品をプレイしています。
はい、御察しの通り3Dゼルダかつ、
リアル系なテイストのグラフィックのゼルダが好きです。

僕はファンタジーはほどほどにリアルなのが好きなので
デフォルメ色が強いいわゆるトゥーンリンク、
猫目リンクな作品にはあまりときめきません。

スカイウォードソードって純粋な売り上げで見ると
これら5作品の中ではかなり低いと思うのですが
その理由については省略。

そもそもなんで今更スカイウォードソード?

ブレスオブザワイルドがめちゃくちゃヒットして
やっぱりゼルダすげええええ任天堂すげええええ
ってなったわけです。
んでこの前のE3でめでたくブレスオブザワイルドの続編が発表されました。

僕もブレスオブザワイルドは大好きですし、アホみたいに遊びました。
続編も期待が膨らむばかりです。

が、そんな時だからこそ個人的にシリーズでも大好きな、
でも売り上げ的に3Dゼルダの中では埋もれがちな
スカイウォードソードの話がしたいなってちょっと思ったんですよね。

完璧なゲームだ!とは言わないけど
ゼルダファンなら絶対にやったほうがいい内容だもの。

今更何年も前のゲームについて書いているのは完全に僕の趣味ですし、
まずそもそもnote描き始めたのがつい最近なのですが笑

どういうところが好きなの?


ここからスカイウォードソードのネタバレが
容赦無く書かれています。
嫌な人はご注意くださいね!

箇条書きで列挙していきましょう
・世界観
・ストーリー
・キャラ
・音楽
・エンディングの演出

あと何気にこの作品って僕の誕生日の翌日に発売されたんですよね。
そりゃ巷の女性のように「自分へのご褒美」と称して当時はバイト代を下ろしたもんです。

まず世界観ですがスカイロフトという天空に浮かんだ島々と、
3つの地方に別れた地上世界とを行き来する、
というのがとてもワクワクしたんですよね。

何せ子供の頃、天空の城ラピュタが大好きだったので
空を巡るファンタジーにはロマンを感じて最高です。
僕は残念ながら高所恐怖症なのでこういう作品を通して堪能させてもらってます笑

そしてストーリーにも絡んでくることなのですが
この作品は歴代ゼルダシリーズの中でも
もっとも昔の時代という設定で物語が織り成されます。

シリーズが成熟して25周年となったタイミングで
その創世というか、これまでのリンクとゼルダの
ルーツともなるような話がくるの最高ですよね。

多くのゼルダシリーズで主人公リンクの冒険を支える
退魔の剣「マスターソード」がいかにして生まれたのか?
繰り返される宿敵ガノンドロフとの因縁の大元は何なのか?

というところががっつりと語られ、
とてもワクワクした気持ちで楽しめた世界観だったんですよね。

確かに操作は癖があるし、不慣れなうちは敵も強い。
そもそもゲームをプレイするまでのハードルもちょっと高い。

敷居が歴代シリーズの中でも高めなのは認めます。
現在は最新ハードのSwitchでプレイできないようなので尚更ですが…
が、それでもファンならば絶対やったほうがいい内容ですよ。

特にスカウォクリア後にマスターソードが登場するゼルダをやり直すと
マスターソードに対してさらに愛着がわくこと間違いなしです。

僕が先ほどあげた5作品のうち、
最新作のブレワイは置いておいて
スカイウォードソード以外の3作品は全てリメイクが発売されています。
そろそろスカウォも期待したいな〜お願いしますよ任天堂さん!

で、ストーリーと言えば、
今回のリンクは終始一貫して幼馴染である
ゼルダの為に戦い続けるのですが
世界の使命がとかいうよりはもっと個人的な思いで
頑張る人の方が共感できるので、
プレイしててとても好きになるリンクでした。

なんかこう、自分の目的を果たす為に頑張った結果として
ついでに世界も救ってましたって感じ。
とてもいいと思う。

基本的にリンクは無言ですがそれでも表情やリアクション、
選択肢からそういう一貫性を見せたいんだなってのが
伝わってきてよかったです。

好きなシーンはベタですが
バドの成長シーン全般、ラネールでの時空石を使った海の演出、
敵のリーダーであるギラヒム様を2度退け、
ついに女神の剣がマスターソードへと変貌する瞬間と、
その後ついにゼルダと再会してからのやりとり。

このゲーム、自分で決められる選択肢には
割とネタ的なおふざけ選択肢が混ざっていることもあるのですが
ここのゼルダとのやり取りの選択肢は3択全部ガチなのもとてもいい。
それなら選択肢の意味なくね?って思うかもですが違うんだ。

たとえほとんど同じ意味であってもプレイヤーが
それを「自分の意思で」選択するという
行為が行えるということに意味があるのだ。

エンディングも最高に好きですがそれについてはあとで。

キャラについてはやはりギラヒム様。
とにかく濃ゆすぎる。しかも初見だとめっちゃ強い。
一体どれだけの人が初ダンジョンでの
ギラヒム様の小手調べに殺されたことか。

まさかギラヒム様も自分が発言した「全治100年で許してあげる」
ブレワイのリンクで実現するとは思ってなかったでしょうに…笑
彼の正体については初見では気づけなかったなぁ。
中には彼を攻撃した時の効果音で察した人も
いたと聞いて感心した覚えがあります。

他にも幼馴染ゼルダ可愛いとか、
淡々と、でもめちゃ有能な精霊ファイとか、
通常版ジャイアンから劇場版ジャイアンに見事な進化を遂げたバドとか、
最後にやられた!というオチを見せてくれたインパとか、
主要人物はだいたい好きだった。

あとラスボス!
演出がクッソかっこいい。

熟練のプレイヤーにはだいたい往復ビンタされる
なかなかかわいそうなボスなんですけど
剣と剣での一騎打ち、つるぎに雷を落とし
そのまま相手を攻撃するド派手な演出。

正直最高ですよね。

で、音楽!!!
スカイウォードソードを語る上で絶対に外せないのが
「女神の詩」です。

もうゼルダ音楽界隈ではすっかり有名な話ですが
こちらの楽曲、ある仕込みがされております。
まずこちらが女神の詩

うーんこの神曲。美しさと力強さが同居した素晴らしい1曲だと思います。
そしてこの曲の前半のフレーズを逆再生すると…
ゼルダの子守唄になります!!

26秒あたりから始まるフレーズがそれです。

ゼルダの子守唄を逆再生したら
こんな美メロになったのはさすがに偶然と思いたいですが
これを知った当時はひどく感動したものです。

音楽的な発想もさることながら
女神ハイリアの生まれ変わりとして使命を全うしようとする
今作のゼルダと表裏一体をなす音楽として
これほどまでにふさわしい楽曲があるだろうか!?
と。

僕ゲームのRTA(リアルタイムアタック)とか見るの結構好きなのですが
スカウォのRTAではバグ技によって女神の詩のくだりが
丸っとカットされてしまっていて悲しかったり…w

他にも好きな曲はありますが
一番好きな女神の詩を今回は取り上げておきます。

感動のエンディング

リンクの冒険を支え続けてきた精霊ファイとの別れ、
ゼルダに付き添い、守り続けたインパとの別れ

この2キャラとの別れの演出がにくすぎる。
泣くわこんなん。

リンクをマスター認証してからはずっと
『マスター」と呼び続けたファイが
認証を解除された後、自分の言葉で

「ありがとうマイマスターリンク(プレイヤー名)
 いつかまたあなたの魂と共に…」

と告げるシーンはずるい。
名前を呼ぶのもずるいし、
いつかまたあなたの魂と共に…
は歴代ゼルダを遊んできた人ほど刺さるセリフです。

最後のインパの
「ほら、またあえたでしょう?」
も。
あの腕輪?の演出みてああああああああってなるじゃん!!
2週目プレイした時に真っ先にみるよね!!


スタッフロールの音楽の魅力


ここの音楽本当に大好き。
ゼルダのエンディングの音楽って毎回本当素晴らしいのだけど
スカウォのスタッフロールの曲が一番好き。
(時のオカリナも甲乙つけがたいけど…!!)

ブレワイのエンディングも好きだけど
出だしのゼルダの伝説メインテーマのピアノソロ以外は
カカリコ村+4英傑のテーマ+メインテーマを
ほぼただ繋げただけだったのはちょっとばかし残念だった。
メドレーなのは全然OKというかむしろばっちこいなんだけど、
エンディング用にちゃんと編曲して欲しかったというのは
わがままですかね…
厳密には尺などが別シーンで使われているものとは
違っていたりするんですけどね。

ブレワイのメインテーマも神曲だしロールの終盤で
亡くなられた岩田元社長の名前が出てくるのも泣けるけど
そこだけ個人的には残念だった。
閑話休題。

壮大なファンファーレからスタートして
まずはやはり本作のメインテーマ
女神の詩のフレーズからスタートします。

個人的に当時「おおっ!」となったのが
その女神の詩のフレーズの伴奏となる
3拍子に切り替わる前後のコードワーク。

女神の詩はDマイナーで奏でられますが
その手前まではさもFメジャーで進行するかのようなコードワークで
FメジャーのドミナントであるCのコードを鳴らした後
偽終止的にしれっとDマイナーに進むのがとっても好きです。
25秒あたりから聞くとわかりやすいかな。

なるほど、偽終止的に転調もありだなとそこで学びました笑

木管のソロとハープで美しくフレーズを奏でた後は
同じみゼルダの伝説メインテーマが勇ましく流れ、
やがてプレイヤーは飽きるほど聞いた拠点スカイロフトの
穏やかなBGMがオーケストラアレンジで登場!

ときて、満を辞してもう一度女神の詩!!

女神の歌のフレーズが入る前のトランペット
実音でA→C#→E→GってA7のコードトーンをなぞっているだけなのに
なんであんなにかっこいいんだろ…

ドラクエ3のフィールドBGMもそうですが
ただのコードのアルペジオなはずなのに
魅力的なメロディなのすごすぎる。

今ちゃんと聞いてみるとトランペットのハモリが
E→A→B♭→C#だから♭9th混じりの緊張感と、
ラスト2音が増音程でハモっているのもミソな気がするなー

そしてベタだろうがなんだろうが
ストリングスの駆け上がりからの
ユニゾンはエモい。エモエモのエモ。
多分ヴァイオリン1〜ヴィオラまでの3オクターブユニゾンかな?

今作のメインテーマである女神の詩のフレーズを
じっくりと堪能できるシンプルなオーケストレーションも素晴らしい。
メロディ以外はベースとホルンの裏打ちとうっすらフルートなどで装飾的なフレーズがあるだけ。
メロディを堪能してくれよな!と言わんばかりの
オーケストレーション。大変良いと思います。
1回目の女神の詩の時はハープと木管の
二重奏のようなオーケストレーションなのと対比にもなっていて
さらに素晴らしいですね。

シンプルにメロディを力強く強調したいなら
ユニゾンに勝るものなしですね。

そして短3度転調。DマイナーからFマイナーへ。
思えば短3度転調の良さを認識したきっかけってこの曲な気がする。
こっからコーラスが入るのもベタだけどやっぱりいい…!
オーケストラ+合唱の力強さ、壮大さは古今東西の様々な音楽を見ても
やはり最高クラスだと思うんだよね。
人数はパワーだよやっぱ。

で、ラストのファンファーレは出だしのファンファーレが
キーを変えて登場。こういうモチーフを大事にしている展開いいよ〜

改めて久しぶりに聞いたけどやっぱりこの曲めっちゃいい。

今現在は僕もWiiができる環境ではないので
サントラなどがあればいいのですが
残念ながらこのスカイウォードソード
サントラは2019年6月現在未発売…!!

さすがにここから販売を望むのは絶望的だと思いますが
リメイクされたらワンチャンあるのではないか?!
と一縷の望みをかけております。

ファンからの根強い人気で何年もの年月越しに発売された
ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡・暁の女神のサントラのような
例もありますし!

とはいえ、リメイクするならば必ず何かしらの新要素を加えて
リメイクされているのがゼルダの特徴でもあるので
気長に待ちたいと思います。

ということで好きなゲーム
スカイウォードソードとその音楽について
あれこれ書いてみました。

100%趣味なので今後も続くは未定です笑
また好きなゲームについて語りたい欲が爆発したら書くかも。
もしお読みなられた物好きな方がいたら
是非是非感想を一言いただけると嬉しいです!

ではでは今回はこの辺で!



以下、ゲームとその音楽を語りたいな〜リスト

・ゼルダの伝説シリーズ(トワプリ、ブレワイ)
・キングダムハーツシリーズ
・大乱闘スマッシュブラザーズDX
・ファイナルファンタジータクティクス、A2
・ファイナルファンタジーX
・テイルズオブグレイセスf
・幻想水滸伝シリーズ(2、4、5)
・ワイルドアームズ3
・Undertale

列挙すると意外とありますね…予定は未定で笑

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