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"In Memory Of Tetsuya" その前に...!!??

Hi guys ! さてご無沙汰がおなじみになってしまいました。すみません。
今回は急逝した友人でVocalistのTetsuya Yamada のTribute Live、"In Memory Of Tetsuya" についてご報告したく、ラップトップを開いております。
 "In Memory of Tetsuya"は2回目の開催となるのですが、前回は2019年の12月29日、翌年からの事実上のロックダウンの直前に行った訳で、コロナ禍を経て実に3年近く間を空ける形となってしまいました。1回目も12月開催でしたので、2回目は2022年12月25日開催を予定して、2022年初秋頃から準備を進めていきました。

2019 12-29 第1回"In Memory of Tetsuya"の様子

 やはり悩みどころは選曲でして、Tetsuyaが愛したアーティスト、音楽家として影響を受けたアーティスト(プロデューサー??)の楽曲に焦点を当ててセットリストを組み上げる訳ですが、本人に確認を取ることもできませんので、メンバーの記憶や皆さんからの聞き取り情報を頼りにショーとして楽しめるセットリストを組み上げていく必要があります。
当初はこんな具合に、Tetsuyaが最も影響を受けたBryan Adams、Steve Perryのナンバーを軸に、彼の愛したアニメの世界にも足を伸ばした set listになりました。

  1. Summer of 69’ (Bryan Adams)

  2. Oh Sherrie (Steve Perry)

  3. 正夢 (Spitz)

  4. Get Wild (TM NETWORK) ~ C-Girl (浅香唯)

  5. Rock America (Danger Danger)

  6. Heaven (Bryan Adams)

  7. Don’t Stop Believin’ (JOURNEY) ~ Open Arms (JOURNEY)

  8. (Everything I Do) I Do it for You (Bryan Adams) 

リハーサルも済ませまして、いよいよ年末に入り、本番前日。ところが、ここで思わぬハプニングが起きます。主役の一人であるVocalist、Kazuhiro Takemoto が体調を崩してしまいまして、「本番は無理そうだ」という連絡をいただきました。
さて困ったことになったぞと、ひとしきり考えを巡らせましたが、やはりまだご時世的にはスマートにキャンセルにした方がいいだろうということでメンバーに連絡を回したところ、DrumsのMasanori Yabuki から「せっかくだから何か代わりのライブやろうよ!俺たち音楽屋なんだし!」という温かい提案を頂き(待ってました!)、12月25日ということもあり、急遽 Special X'mas Live ということで Cloud9 さんにもご協力頂いて、残ったメンバーでイベントを開催することとなりました。(Yabuki 先輩にはいつもポジティブな勇気をもらってます!感謝感謝!)
大慌てでSet Listを組み替えまして(そのままできそうな曲と入れ替える曲を決めて)、メンバーに投げたところ、快諾いただき、新たなSet Listで本番を迎えることとなりました。

Special X'mas Live New Set List

  1. Oh Sherrie (Steve Perry)

  2. Last Christmas (WHAM !)

  3. Feel Like Makin’ Love (Roberta Flack)

  4. 正夢 (Spitz)

  5. Isn’t She Lovely (Stevie Wonder)

  6. Rock America (Danger Danger)

  7. クリスマス・イヴ (山下達郎)

  8. Don’t Stop Believin’ (JOURNEY)

  9. Knockin’ On Heavens Door (Bob Dylan)

なぜか Ryuhei Higashi 名義に!? 急遽対応してくれた Cloud9 に感謝!

Jam Session な雰囲気も入れつつ、定番のWHAM! を入れたりで、リハーサルも問題なく終え、いざ本番!… 急なイベントにも関わらず、とてもHeart Warmingで素晴らしいライヴとなりました。
そういえばWHAM! やクリスマス・イヴはこの仕事をしていると何回も弾いたことがある訳で、演奏しながら「ああこの曲久しぶりだな、、」なんて色々な思い出が蘇ったものです。

 さて当日の機材のチョイスですが、Guitarはエレクトリックを2本だけ、Fender Stratocaster Shin's Music Active Mod. とSuhr Classic T Antique の2本。
Ampはいつもの Fender Hot Rod Deluxe に、ペダルは Shin's Music MK2 を中心にチョイスしていきました。MK2は2018年のNAMM Show で現地でずっと弾いていたのですが、まさに「これこれ、、」という Marshall 特有のBite感とSustainが気持ちいいペダルで、本番でも曲によって少しGainツマミとBoostツマミ (Modern 改造Marshall になります!)をささっと変えながら使用していました。
BossのDD8はこの時が初導入ですが、DD3の広がり感を維持しつつも、Dry音が損なわれないのでとても良いですね。Tempo Tap 用のペダルを併せて使用しました。あとはEventide Pitch Factor で常にDetuneをかけておくとJourney、Bryan Adamsにぴったりなsoundになります。

足元のRig 2022 12-25

 久しぶりのX'mas Liveを楽しんだ我々ですが、大切な "In Memory of Tetsuya"は大切に大切に、、2023年5月3日に延期という運びとなりまして、メンバーたちも次は全員揃っての再会を約束して解散していきました。
タイトルの「その前に…!!??」というのは、そういうことで付けましたが、さて肝心の"In Memory of Tetsuya" は to be continued ということで、5月3日当日の様子も次の記事へと to be continued です。乞うご期待! See ya !!


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