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それは混沌の坩堝の蓋 アンノウンバザール3

桜も咲き始めた2021年3月20日から28日にかけ、VRChat上にて展示会イベント「アンノウンバザール3」が開催。
いわゆる展示会系のイベントとはだいぶ異なる毛色ではあるが、ここでは便宜上展示会イベントという呼称を使わせていただく。

ワールドに移動後はエントランスルームへと飛ばされ、そこのグラスを触ると本会場へと移動する事ができる。
本会場の様子を一言で言うならば「混沌」という二文字に集約されるのかもしれない光景が目の前に広がっているからだ。
某大規模おもちゃ屋の屋根の様なカラフルな外装とポスターが貼られたビルが立ち並ぶ広場の上空には笑顔の太陽が浮かび、会場内には使いみちがあまり分からないようなオブジェクトがあちこちに展示されている。
その上BGMの珍妙さも相まって、のっけから参加者の正気を抉り取りに掛かってきている。

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もちろん会場内に奇妙な彫像も設置されている事から、いわゆるカオス感溢れる会場であるのは間違いない。
しかし例年参加してきたユーザーは思うかもしれない要素として「これだけではないのではないか」と思うだろう。
表会場であるギミックを作動させると、この次の会場である裏会場へとワープする事が可能だ。

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ワープ後の裏会場はまさに混沌としており、ガソリンスタンドが立っている所の人型オブジェクトに話しかけることで色々とツッコミどころの多い物が発生するギミックがあったかと思えば、
ビルの壁面には某免疫組織の様な何かが張り付いていたり、建物がビルに刺さっていたり、廃棄物として色々なものが底に沈んでいたりと正直な所記事ではツッコミが追いつかない。
特定の方法を踏めばスタッフロールが見られたりするのだが、残念ながら私はまだそのエリアに行けていない位に正気を保つのが難しい。
正常な人間ほどツッコミ疲れて正気を失ってしまうであろう。まさに坩堝だ。

そんな役に立つかどうかはさておいて混沌を味わってみたい方は、会期内にぜひ参加してみてはいかがだろうか。

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