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演る人は結構観にこない、ってジレンマ

Photo: Suffragettes project - icebreaker workshop, 2 March - 18
By: Nick Ansell  CC-BY 2.0

毎週水曜の早朝(7〜8時)にやっている、文化雑談会「トーキョーアーツのれん会」の話題を共有するnoteです。
先週(2018/7/4)は、演劇関係者が多く集まりました。ワークショップ運営の目からうろこな話題もありました。(今後の予定と今週のオススメ本情報も!)

◎大阪からコトリ会議制作の若旦那家康さんがさんが参加くださいました。
制作を依頼された少年王者館が、翌日から上野ストアハウスで公演があるということで、参加くださいました。
▼少年王者館(名古屋の劇団)
http://bit.ly/oujakan

◎先日千秋楽を迎えた、庭劇団ペニノの「蛸入道 忘却ノ儀」も何人か鑑賞していたので、その感想もシェアしました。とにかく、役者の皆さんが没入している感じがよく出ていたということや、一方で谷野さんは演出をなるべくしない方向で振る舞っていたなどという裏話もでました。(見ていないとわからないので、これくらいで)
▼庭劇団ペニノ「蛸入道 忘却ノ儀」
http://bit.ly/penino-takonyudo

◎はるばる九州からは、久留米シティプラザ制作の吉兼さんが参加しました。
1500席の大ホールの次の大きさの小劇場がキャパ399席。プロは数日間公演を入れないとペイできず、市民の集会をやるには狭すぎるというジレンマがあり、苦労している、という話題など。
運営は指定管理にせず市直営だが、嘱託で専門職員が集まっている。(私のいたいわきアリオスもこの方式でした)
▼久留米シティプラザ
http://bit.ly/kurumecityplaza

◎地方のホールで、有料公演に客が集まらず、無料ワークショップはすぐに埋まるということから、コトリ会議でワークショップを有料にして、公演チケット付き(無料)、という売り方をしたら、それまでよりも集客が高かった、という事例を紹介してくれました。あるシンポジウムでそういうアイデアを話す方の話を聞いて実践してみたとのこと。確かに、一般的にアマチュアのオケや劇団の人は、やるのは好きだけれどあまり観にこないという傾向があり、ワークショップは「やる」ほうなので人が集まるのもうなずける、という話題。
▼劇団『コトリ会議』ブログより
http://bit.ly/kotoriblog

◎演劇集団地下空港の伊藤さんからは、サイトスペシフィックな公演ができる場所を探している、という話題から、広めの場所をあれこれ挙げました。(あまり出てきませんでしたが)

故・柳本浩市さんの展覧会「アーキビスト」を開催していた、自由が丘のスペース
▼SIX FACTORY
http://bit.ly/sixfactory
▼SIX FACTORY(FBページ)
http://bit.ly/sixfactoryFB

寺田倉庫がはじめた、東京湾岸エリアの工場をリノベした工房
▼BUCKLE KOBO(MOTION GALLERY)
http://bit.ly/buckle-mg
▼BUCKLE KOBO
http://bit.ly/bucklekobo

2018.7.4 @PUBLIC HOUSE渋谷 11人参加
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【今後の予定】
7/18 PUBLIC HOUSE 渋谷
7/25 両国門天ホール(予定)
8/1 PUBLIC HOUSE 渋谷
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—今週のおすすめ書籍---
誰も教えてくれない 計画するスキル
芝本 秀徳 (著)
http://bit.ly/keikakuskill
(ひとこと:頭がスッキリする計画本です)
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