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世界一美しい本を作る男−シュナイデルとの旅−

1冊300万円で売られる本をつくるシュタイデルさんのドキュメンタリーを観ました。

・冒頭からリモアのスーツケースのバンドを切ったり
・「そんな事言うなら話が違うから断れ」こだわりの働き方だったり

・香りや、音や、手触りがある本はやっぱり良いよなと思ったり

・シュタイデルさんそのものがマーケティングになっている話や
・作りたいものをつくるために、売れ筋をやる感覚だったり

など、見ごたえのある部分はたくさんあったけれど、一番響いたのは、
個人的な感想を言葉で表すと『アンチテーゼ』だった。

アンチテーゼというと、ただの対立軸だと思われてしまいそうなので、日本語でいうと、太宰治の言う反俗?

より正確な感覚で表現すると、つまらないものへのアンチテーゼ。

やっぱり、自分の衝動は、仕事=アンチテーゼなんだなと。

そして、表現の限界を超えるには、極端にふる、という大事さも再認識しました。

後半、どんどん画が美しくなっていき、良かった。のめり込んだ。

女性に限らず、美しいものが好きです。

作中にアルマーニが出てくるのだけれど、ミラノのアルマーニホテルは、良かったです。日本が好きなので、竹をモチーフにした内装なのだけれど、美しい。スパの色がヤバい。

快適なものと美しいものがやっぱり好きです。

東南アジアは、昔は好きだったけれど、今は、無理(笑)

枠を飛び越える極端の美学とアンチテーゼ。

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