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トランプ、朝鮮半島危機の次の時代を生き残る話

今日は、

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『世界で何が起こっているのか?』
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について。

世界は、蒸気機関の発明以降
植民地時代に移り、簡単に言うと

「グローバル化」

が、進んでいった。

私たちが子供の頃、世界政府が
生まれるのではないか?

という話をガンダムを中心にw
聞いたのだけれど、EUも南北アメリカも
アジアも少しずつ枠組みを広げていった。

世界はひとつ、地球国家、そういう
幻想のもとに突き進んできたのが
産業革命以降の世界だ。

そして、インターネットが生まれるなかで
LCCが生まれるなかで、世界は物理的にも
バーチャルの世界でもひとつになった。

グローバル経済、という言葉に
表されるように。

この時代、閉じた国は国力を
失っていった。

ミャンマーは、50年前、アジアで
最も豊かな国だった。

でも、軍事政権になり簡単に言うと
鎖国体制になるなかで
急速に国力を失っていった。

今では、世界で最も豊かな国の一つで
あるシンガポールの前主席リー・クワンユーは
ミャンマーの大学にいこうとして
落ちたくらいだ。

経済的にも、教育でも、医療でももっとも
アジアで最も進んでいたのはミャンマーだったのだ。

でも、この50年たって今、シンガポールは
香港と並ぶ、豊かな国になり
ミャンマーのお隣のタイだって
爆発的な経済成長を遂げている。

結局、グローバル化の中で閉じたことで
国力を失っていったのだ。

そして、閉じることの影響は30年、
50年経ってみないと分からないので
やっかいだ。

閉じた最初はうまくいくように見えたかも
しれない。

でも、緩やかにじわじわと衰退していく。
(なんだか今の日本みたいだ。。)

そして50年たったとき、圧倒的な差に
愕然とすることになる。

この視点は、日本の移民問題を含めて
ひとつ、考えるべき視点と言える。

ビデオの規格のVHSがベータに勝ったのだって
技術を独占しなかったからだ。

NHKスペシャルで、ソニーとビクターの
戦いを見た人も多いと思う。

つまり、今までの時代、閉じたものが
負けだったのだ。

簡単にいうとね。

そして、インターネットの時代になり
オープンソースという概念が生まれて
技術はオープンにしてみんなで使っていった方が
良いという流れになった。

リナックスだけではなく、上げればきりがないほど
シェアの次第を体現した技術は多い。

その辺りは、ヲタクの人には分かると思う。

私もそういう時代に生きていたひとりだ。

ところが、ここ最近、とトランプ大統領の就任や
イギリスのEU離脱など、オープンではなく
閉じる方向に向かっている。

(私はアメリカ大統領選挙の当日にNYにいた。あの嘆きの声は凄かった)

これは、なぜだと思いますか?

なぜ、オープンから、閉じる経済に
向かっているのか?

アメリカだけではない。

これは、ほとんどの人が知らないけれど
EUでも、本社をEUないにおかなくては
いけないという法律ができた。

個人情報を始めとする著作などのデータは
全てEUから出してはいけないという法律だ。

これは、Googleに過去の著作物をすべて
オープンにしたところ、Googleがそれを使って
AIの開発を始めたのでEUは怒ったのだ。

IT革命のときに、痛い目にあったEUは
今度は、やられないためにこういう法律をつくった。

殆どの人は、知らないと思うけれど
閉じたのだ。

だから、今、Googleはベルリンに
インキュベーションセンターをおいたり、

その他IT起業もデータセンターとしてヨーロッパ内の
アイスランドにデータセンターをおいたりして
必死にヨーロッパのご機嫌もとっているんだ。

それくらいアメリカのIT企業へのアレルギーが
ヨーロッパには広がっている。

これも、みんな知らないことだと思うけど
事実そうなんです。

ヨーロッパも閉じだした。

アメリカも独自の経済圏という概念で
閉じだした。

これは、なんでだと思いますか?

ひとつの答えは、

グローバル化という美しい概念(コンセプト)は
結局、一部の人達が豊かになるための隠れ蓑に
使われていたと気づきだしたからだ。

グローバル化と言ったって
結局は、先進国は途上国を搾取した。

民主主義とグローバル化という
美しい隠れ蓑を使って
結局、一部の人達が富むために
利用されていた。

そのことに気づき始めたんだ。

ひとつの要因でしかないけれど
その欺瞞に気づいたから
世界は閉じる方向に行き
軍事で争う時代に再び突入しようとしている。

だから、世界は、閉じる方向に
向かっている。

では、これからの時代を読むために
何が必要だろうか?

実は、この流れは、太古の昔から
繰り返されてきた流れだ。

太古の文明から、文明が豊かになり
物質が飽和すると必ず同じことが
起きてきた。

その例をあげると、、、

文書で残っている最初の文明は
ローマ帝国だと思うのだけれど

メソポタミアもエジプトもみんな
きっと同じ流れだったと思う。

ローマを上げれば、全ての道はローマに
通ずるという言葉のように
オープンな時代があったのだ。

そして、成熟した結果
どうなったかというと、

閉じたのだ。

表れる現象としては、

・閉じる

・人口の急激な激減

・生産高の低下

・グルメへの傾倒

・倫理観の欠如

・不倫の増加

これらのことがやってくる。

ただ、悪いことばかりではない。

閉じられた中で人々はそれなりに幸せに
暮らしていく。

そして、

・独自の文化が生まれる
(江戸時代が我々でみれば顕著)

・物質的に豊かでない第三国の暮らしに憧れる
(今で言えば、田舎暮らしとか、ミニマリストもそうかも)

・第三国の物質ではない精神世界に傾倒していく
(一番分かりやすいのがキリスト教などの宗教)
(今で言えば、スピリチュアル)

・もうひとつ伸びるのは教育、やたらとお金がかかるようになる

このあたりは、堺屋太一さんの本に詳しい。

・・・・・

こう見ると、人類は歴史的に同じことを
繰り返しているのが分かる。

先進国はスピリチュアルブームだし
物質社会から離れたがっているのは
知っている通りだ。

ITのオープンソースの流れはあるけれど
大枠は、太古からつながる歴史のままなのだ。

(専門家ではないから雑かもしれませんが
たぶん、大枠ではそうかなと個人的に思っています)

今、世界は、まさに変化のときに来ている。

私たちが取り組んでいるIMIMの価値もまた
エセグローバル化への復讐とも言えるものだ。

だから、個人的には面白いと思っているのだけれど。

それが、今の世界の流れだと個人的には思っています。

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