見出し画像

2021振り返り

2021年の活動を振り返り、2022年の活動を展望してみたいと思います。

・RFAでの建築作品は竣工も雑誌上での発表も少なかったのですが、3月にRFAとしては初めての本格的な官庁発注の公共施設(災害対策本部庁舎)の実施設計を単独でやり遂げることができました。着工は2022年春を予定しております。
・そのほかにも幸運な出会いに恵まれ、超高齢化社会を迎える2025年からの10年につながるプロジェクトが同時進行しているので手応えを感じております。クライアントとともにひとつひとつの建築プロジェクトに集中し、いつか時代とともに語られる建築にしていきたいと思います。
・インタビューや座談会は私の活動そのものというよりオリンピック・パラリンピック公共空間利活用・ニュータウン再生など都市や社会課題についての見解を求められるものが多かったですが、そうした時間が私の建築家としての活動の幅を広げ、全体を俯瞰する機会にもなっています。
・東京藝術大学へ着任し6年が経過しようとしています。前職の東洋大学での在職期間(6年間)と並び、台東区や東京都との繋がりも生まれてきました。JR上野駅周辺・上野地区のまちづくりは20年くらいの長丁場になるものと思われ、じっくり関わっていきたいと思います。
・2014年の著作『批判的工学主義の建築』からの展開として「TOKYO 2021」でも扱った「超都市の建築」というテーマが『SD2021』のなかで特集としてかたちになりました。2020年から2045年までの25年間を駆け抜けるマニフェストとして育てていきたいと思います。


[RFA(建築設計事務所)]
竣工
・廃校利活用宿泊交流施設@福岡県東峰村
・キャンプ場のトイレ2@福岡県宇美町
現場
・母の家@埼玉・椿峰ニュータウン
設計中
・まちづくり拠点施設椿峰テラス
・集合住宅@広島
・地域共生社会拠点施設@岐阜
・災害対策本部@奈良
調査等
・岡崎市まちづくりデザイン・公園緑地関連
・JR古賀駅東口デザイン検討(福岡県古賀市)
プロポ
・提出6件(次点1件)
展覧会
・HOKUTO ART PROGRAMにて「超都市のテント」
[RFL(東京藝大藤村研究室)]
・4期生5名が修了
・春学期:(仮称)椿峰テラス提案・上野公園PJ
・秋学期:超都市リサーチ
・社会人ドクターはそれぞれ黄表紙提出
[UDCO(一般社団法人アーバンデザインセンター大宮)]
・大宮駅GCS構想では「まちづくり調整会議」がスタート
・「ストリートデザインまちづくり」をテーマにリサーチと実践を蓄積中
・ストリートテラス@一番街・中央通り
・ストリートマネジメントスクール開校
[鳩山町コミュニティマルシェ(RFA)]
・埼玉県など行政関係、不動産関係の視察相次ぐ
・「はとやまハウス」卒業生の小西さんがシェアアトリエ「Niu」運営開始
・「はとやまハウス2」準備開始
・「ふれあいセンター」プロポーザルで指定管理者に選定
[藤村個人]
・所沢市での仕事が増え、景観審議会では会長に就任
・鳩山町では総合計画審議会など複数の委員会に参加
・台東区上野地区まちづくりヴィジョン推進会議委員就任ほか
・岡崎市まちづくりデザインアドバイザーほか審査員なども(6年目)
・『SD2021』特集企画「超都市の建築」担当
・参加した『TOKYO 2021 アートと建築から時代に向き合う』発刊
・映画「TOKYO2021 アートと建築から時代に向き合う」出演
・『Voice』連載ほか寄稿多数
・国土交通省からアートイベントまでトークイベント登壇多数
・建築専門誌『GA JAPAN』『日経アーキテクチュア』や『TOKION』『埼玉新聞』などインタビュー記事多数
・『建築雑誌』『新建築住宅特集』『商店建築』ほか座談会登壇多数
ほか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?