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はじめに/壮絶でクズな過去

はじめまして、
関西在住の「Ricky」です。
現在法人の会社を経営しています。

いま普通に会社を経営して生活にも困ってなく、過去の話をすることもあまりないので、一見周りからはお金に苦しむこともなく人生を歩んできたと思われがちですが、実は20代の頃はそんな悲惨な人生を送る人はほとんどいないだろうと思うぐらいの壮絶なものでした。前提として全て自分の責任です。ですがいま思い返せばよく生きてたなと思いますし、これ以上にない最低でクズ人間だったなと思います。

■20歳
BOが流行っていると知り、軽くやってみたが資金を全て溶かす。その後X(当時Twitter)で簡単に勝てるようになると謳って販売しているツールを個人から30万円で購入。使い方なども教えると言われていたが購入後すぐに購入先の人物と連絡が取れなくなり、20万円の資金もそのツールで溶かし消費者金融からの50万円の債務として残る。

■21歳
当時の私はお金の管理が横着で浪費家というのもあり、自分のほしいものが先で消費者金融からの借金返済を後回しにしていた。その結果、長期延滞でクレジットカードも作れない、車も買えない、携帯も契約できない、街金からもお金を借りれないぐらいの超絶ブラックに。自身の携帯代も払えず解約になってしまったので、当時の彼女に携帯を契約してもらう。

■22歳
自称個人投資家に資金を預けると二週間後に二倍になって返ってくるとクローズドのコミュニティで勧誘され信用して60万円を預けるが、もちろんその後音信不通で詐欺の被害に遭い所持金を全て失う。警察も相手にしてくれず泣き寝入り。

■24歳
7年付き合った女性と結婚し、子供も生まれ、これから父親として家族を養っていこうと気合いも入っていた。嫁の名義でカードを作ってもらい家族カードとして渡してもらっていたのだが、当時個人事業主として建設業を営んでいた私は材料代の仕入れなどをそのカードで決済して購入していた。「ドン底から子供と嫁を養えるパパになるんや!」そう思って毎日仕事に熱中した。そして500万円の工事を依頼されるぐらいまでになった。

■25歳
500万円の工事をひとつ返事で請負い、下請け業者さんにもお手伝いいただきながら必死に完工することができた。その時の達成感はとても気持ちのいいものだった。これでまた業績を伸ばすことができる、嫁と子供が行きたいところに連れていける。そう思って1か月後の入金を待っていたのだが、入金予定の当日、一日中待ってもその500万円は入金されることはなかった。連絡も繋がらない、一ヶ月経っても入金がない。後から調べてみると元請けはその地域でも有名な詐欺師だったのだ。ここで総額500万円ほどの借金だけが残る。カードの支払いもできず嫁の信用情報を傷つけることになり生活も苦しく、離婚を告げられ子供とも離ればなれになってしまう。信用していただいてた下請け業者さんにも支払いを待ってもらう始末。自殺も考えた。

■26~27歳
このままでは駄目だとわかってはいたが、金の管理が苦手で浪費家な私は、なかなか行動に移すことができなかった。この当時、新しい彼女と出会う。外見もとてもタイプで仕事も全力で応援してくれるとてもいい彼女で、大好きだった。携帯も契約してもらい、それと同時にクレジットカードも渡してくれた。あれから引き続き個人事業主として仕事をしていた私は、少し規模が大きい工事を請負うのに彼女から100万円ほどの借金をする。快く貸してくれたが、後に甘えが出てしまい工事代金の入金があっても浪費が先になり返済がずるずると遅れていった。お金にだらしない人間が嫌いな彼女は、最初は何とかよくなってほしいと注意をしてくれ我慢もしてくれていたものの、その状況が続き、別れを告げられる。とても大好きだったのでとても辛くて、なぜいつもこうなるんだろうと毎日泣いた。

■28歳~30歳(現在)
同じような過ちをもう繰り返したくはない。
そこからお金にルーズな自分と向き合うと決心。
まずは仕事も頑張りながら、必死に調べていろいろな金策も試し、上手くいくものもいかないものもあった。信用情報についても見直してなんとか最短で綺麗な状態に戻したいと必死に調べた。その結果、現在は借金も完済、ローンもある程度通るようになり法人の経営者としてお金の管理もしながら活動できています。

このノートをご覧いただいてる方は
現在、信用ブラックでなんとかローンが通るようにしたい、借金地獄から抜け出したい。そう思っている方ばかりなんじゃないかなと思います。

ネット上でのお金に関する記事は、実際経験もしたことのないようなアフィリエイターなどの記事がほとんどだったり、ネット検索でも自分のほしい情報とは的外れな記事しか出てこなかったりで情報が取りにくくどれを信用できないものばかりだと思います。自分もそれで悩んでた時期があります。

このノートでは私が信用ブラックで借金地獄の時に、うまくいった金策や信用情報の改善策など実際の経験を元に記事にしていきます。もちろん前提として信用ブラックになってしまった、借金地獄になってしまったのは他の誰の責任でもなく自分の責任です。ですが人間そのような状況になってもいつでもやり直せます。このノートは少しでもそういう人たちの力になれればと思っています。

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