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妖刀の正体

妖刀とはこれいかに?

そもそも刀とは人を殺すための道具であり、何人殺めようともそれが正しい使い方で「妖刀」と呼ぶのはおかしいんじゃないの?っていう質問です。
「妖刀を持つと人格が変わって」とかそういうのはよく聞く設定だけど、人格が変わった人が刀を持っただけじゃね?と思うわけです。
「妖怪」とは?という話になってくるんですが、「なにか原因が分からないものを分からないままだと怖いから妖怪というもののせいにとりあえずする」というのに妖刀はあてはまるんじゃないだろうか。妖怪が怖いんじゃないんです、怖いから妖怪の仕業にするんです。

歴史上ぱっと思いつく妖刀といえば村正かな?徳川家康の爺さんとお父さんが家臣に殺された時に使われたのが村正だというのは有名な話ですが、これ私は勘違いしてたのですがおんなじ刀じゃないそうです。メーカーが同じ「村正」みたいな。NIKEのシューズみたいな。で、当時村正なんてありふれたメーカーで、そりゃランナーみんなNIKE履いてるよね的な感じだそうで。

意外と拍子抜けする妖刀話ですが、本義的に刀は人を殺す道具なので持てば気分は高揚します。それが業物であれば切れ味を試したくなる気持ちは十分わかりますね。つまるところ「妖」であろうとなかろうと、刀はなにかを切りたくなる道具であり「妖もなにもない、元々そういうものだから」というのが私の結論。

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