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【活動1年目の振り返り】第1回琉球ダイアローグ研究会7/16 *グラレコつきレポート*

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このnoteは2018年11月に「沖縄にダイアローグ(対話)の文化を醸成できたら沖縄はどうなるかなぁ」と実験的に始まった学び合う集まりで、医療・福祉・教育の領域を越えて『きく』についてをもう一度紡ぎ直してみようかとなった琉球ダイアローグプロジェクト(RDP)の記録を残していくものです。
2020年度もすすんでいきましょうね!と言っていたところですが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、活動は休止となったのもありはじめました。「RDP事務局日誌」みたいなものです。

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こんにちは、琉球ダイアローグプロジェクト(RDP)事務局ちょこです。
大雨の日にちびにゃんを保護しました。ケージの中から今も呼びかけられています。日々の成長を近くで感じられるのもステイホームのひとつの形ですね。いかがお過ごしでしょうか?


今回の記事について

前回は2019年6月に行ったダイアローグ・スキルアップ研修会の2日目をお伝えしました。

今回は、6月の研修でまなんだことをもとに研究会を実施してみた第1回琉球ダイアローグ研究会の回想的記録です。

講師がいない中、運営も含めて手探り状態の軌跡。

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 琉球ダイアローグ研究会第1回概要

▶2019/07/16火19:00~21:00
▶アソシア社会大学
参加者33名、運営5名 計38名

4月に研究会発足 準備会、6月に白木孝二氏を招いてのスキルアップ研修会を終えたところで、自主研究会第1回目。

当日の流れ

1)イントロダクション、あいさつ
2)グループ分け(3.4名グループ)
3)資料をみながらの説明
4)ワーク体験「あなたのことを教えてください」→聞く、話す、見るの役割を回しながら『聞く』を体験しつつ自己紹介)
5)やってみてのシェア(グループシェア、全体シェア)
6)前回参加してみてやってみたこと、やってみたいこと(グループ、全体)
7)事例報告(アソシア神谷さんより)

20190716研究会01グラレコ1

シェアしたときに出た声

▶「ワークをやってみてどうだったか」を全体シェアしたときに出た声

・違和感が出た。決まったことをきくから質問が広げられない。今までの質問力が根こそぎ取り上げられた感じ
・これが自分の学びたいものとつながるんだろうか
・相手は自分が聞いたことで、話したいことを話せているのだろうか?
・自分が聞きたいことを聞けない
・今までの会話とは違うな、、、
・「さっき言ったんですけど」みたいになって、話す内容が重複する
・時間が短かった。でも、6月のスキルアップ研修会のときも同じくらいの時間だったがもっと深められていた。なぜなんだろう?どこに違いがあるのだろう?どうやったら深められるのだろう?
・ききながらの感情移入をしないで済むので、『聞く』に専念できたとも言える

▶ダイアローグを学ぶ目的、期待することについての声
・『聞く』を理解したい
・ダイアローグに落とし込むことをしていきたい
・話すことも鍛えられたらな
・『聞く』の大事さを体感
・職場で伝えられるように学んでいきたい

▶ダイアローグについて学んでやってみたこと、変わったことについての声
・『聞く』に疑問をもつようになった。『聞く』が難しくなった・話しているときに「そっちにもっていこうとしているな」「あ、今遮ってしまったな」と感覚をもつようになった
・質問したかったkとおを勝手に話してくれるようになった。「話しやすかった」と言われた
・『ちょっと聞いてみよう』と思ったら、向き合う姿勢が変わってきた。それによって、子どもたちの反応も違う
・立場を捨てると対話しやすくなる(平等性、対等性)への気づきがあった
・自分の中で『こうなってほしい』と今まで誘導していたかもしれない。本心が聞けるようになった

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ダイアローグ事例報告 アソシア神谷さんから

ダイアローグを学んだことが活かされた事例についてご報告いただきました。

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振り返りという名の回想

時間足らない~詰め込んでしまったね~と反省だった1回目でした。
ワークだけでなく、実際に学んだことをこうしていかしたよという事例報告では、異業種が集まるからこそ分かった『他の業種の現場や状況の分からなさ』があって、その意見交換もとても興味深かったです。
当たり前に使っている用語も「なにそれ?」のものがあったり。
本人の話を聞くってこういう分からなさを知るきっかけにもなるのかもしれませんね。

今回はこのへんで。じゃぁまた、です。 RDP事務局 ちょこでした。

20190716フライヤー(完成)


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