悩むのが趣味

対して困ってもいないことを永遠と悩むのが好きだ。独り言垂れ流して書いているときが正直一番気分がいい。排泄に近いと思う。ドロっと固まった言葉をもういちど咀嚼して飲み込んでいくのがたまらない。その感覚に近いのは食事だろうか、それとも消化になるんだろうか。どちらにせよ濃く濁ったそれを吐き出すのが気持ちいい。徒然草の一節をそのまま趣味にしているだけなのにあまり理解はされにくい。「そんなふうに考えて疲れないの?」「もっと簡単に考えたら?」「わからないことを聞かないで」彼女からすればこの行為はそんなものらしい。好きでやってるんだけどなぁ…。

脇役人生を謳歌する