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リバースカルチャーショックから抜け出したい

リバースカルチャーショックって知ってますか?

 カルチャーショックは海外に行くときに起きますが、リバースカルチャーショックは海外から帰国した後に起こります。海外に一度適応して自国に戻ると、なぜか自国が居心地の悪くなる現象です。私は、留学からもう1年以上経ちますが、まだ抜け出せていません。


 私がリバースカルチャーショックから抜け出せない理由は主に3つあります。

 1つ目は、留学先の友達や彼氏とまだ交流があることです。まだ自分の中の半分は海外にいるようなので、どこか落ち着きません。 

 2つ目は、留学前の日本のコミュニティがなくなったことです。バイトやサークルなど精力的にしてきましたが、すべて留学前に辞めてしまいました。仲の良い友達もすでに卒業していてすぐには会えません。

 3つ目に、大きな目標が無くなったことです。小さな頃から、英語をペラペラに話せて、海外の友達を作ることが夢でした。でも、もうその目標は良くも悪くも達成してしまいました。

 この3つのように、だいだいの原因が自分でも分かっています。だから、どうにかこうにか対策してきましたが、それでもどこか毎日がつまらないのです。

 私はこういう時に、高杉晋作のあの名言を思い出します。

「おもしろきこともなき世をおもしろく。すみなしものは心なりけり。」

そしてこう思います。

おもしろくしようと頑張ってんのに、なぜかおもしろくならないんだ!って。笑

それと同時にこうも思います。

おもしろいって、その瞬間におもしろいのと、過去を振り返っておもしろいのと2パターンあるよねって。

 リバースカルチャーショックから1年以上抜け出せないのも、あとで振り返れば「おもしろい」のかもしれない。とにかく今はがむしゃらに、何に向かっているのかも分からないけれど行動するだけなのかもしれない、と思う日々です。

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