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2023年中津レガシーまとめ

年の瀬も押しつまってまいりました
MTG好きの皆様いかがお過ごしでしょうか

この度2023年の中津レガシーのまとめを致しました。
年内の仕事をお納めになった方、家庭の事や仕事に頑張っている方、しっかりと休みを満喫している方。様々いらっしゃるかと思いますが、年末年始の暇つぶしの一助になればと思います。


各大会TOP4

第71回(3/26開催):優勝 赤単プリズン
URデルバー/赤単プリズン/スニークショー/ジェスカイ石鍛冶
第72回(5/14開催):優勝 オムニテル
オムニテル/黒単リアニ/BGデプス/ジェスカイ杖
第73回(7/2開催):優勝 セファリッドブレックファースト
グリクシスジャンク/赤単ペインター/マーフォーク/セファリッドブレックファースト
第74回(8/20開催):優勝 青黒ペインター
青黒ペインター/黒単リアニ/スニークショー/赤単プリズン
第75回(10/8開催):優勝 セファリッドブレックファースト
白黒デスタク/黒単リアニ/ゼニスオーダー/セファリッドブレックファースト
第76回(11/19開催):優勝 グリクシスデルバー
グリクシスデルバー/ジェスカイ石鍛冶/セファリッドブレックファースト/マーフォーク

入賞3回、うち優勝2回という堂々のトップメタ。デッキもそうだけど乗り手が強かった。

2023年中津レガシー参加デッキ一覧

※3/26開催大会はプレ大会という面もあり参加デッキの確認記録が残っておりませんので未記載です。また、デッキ名に関しては使用者からの申告が無い場合は私が付けておりますので仔細が異なる場合があります。

グリクシスペインター
黒単リアニメイト
黒単リアニメイト
赤緑イニシアチブ
BUGアル―レン
赤単プリズン
BGデプス
ジェスカイ杖
食物連鎖
赤単ペインター
RUGコントロール
マーフォーク
マーフォーク
スニークショー
スニークショー
オムニテル
4Cコントロール
セファリッドブレックファースト
青単ロボット
5Cレオヴォルド
マーフォーク
青単ロボット
エウレカテル
赤緑ストンピィ
赤単ペインター
黒単リアニメイト
グリクシスジャンク
ジェスカイ石鍛冶
マーフォーク(ヨ―リオン型)
カーンフォージ
青白コントロール
青黒フラッシュ
ターボチャント
赤単バーン
セファリッドブレックファースト
黒単リアニデプス
黒単リアニメイト
スニークショー
赤単プリズン
スリヴァー
マーフォーク
エウレカテル
青単ロボット
ターボチャント
青黒ペインター
デザイア
ゼニスオーダー
セファリッドブレックファースト
BGローグ(スモッグ)
赤単ペインター
マーフォーク
白黒デス&タックス
ドゥームズデイ
黒単リアニメイト
青単ロボット
青黒ペインター
5C豆の木ヨ―リオン
青白ボンバーマン
赤単バーン
マーフォーク
ジェスカイ石鍛冶
グリクシスデルバー
グルールストンピィ
黒単リアニメイト
マーフォーク
白黒デスタク
セファリッドブレックファースト
スニークアタック
青単ロボット
青黒ペインター

デッキ分布最大派閥はなんとマーフォーク

メタゲーム分析

現在の中津レガシー環境

 聡明な皆様ならばすでにお気づきかと思われるが現在の中津レガシーはアンフェアデッキ環境である。と言える。
 ・優勝デッキの5/6がアンフェア
  ・6大会分のTOP4を見ても14/24がアンフェア
 ・メタゲーム上コンボを咎める位置にあるデルバーをはじめとするテンポデッキの少なさ
 ・(豆の木が出るまでは)環境的に淘汰されていたコントロールデッキ
などの理由に加え、特定のデッキを使い込む人間が多いレガシーというフォーマットの特徴と参加人数が少なめの地方草の根大会という性質も相まって2023年はコンボがぶりぶりに幅を利かせている環境となった。まさに中津レガシーは魔境なのである。
 直近で言えば11月開催の第76回優勝はフェアデッキのグリクシスデルバーであることからもフェアデッキも中津レガシーで戦えているということを示していると思う。フェアを握ることが多い私からすると頑張りたいと思う。
 「レガシーと言えば青」と聞くくらい青はレガシーで強いカラーであるが中津ではどうだろうか。私としては中津レガシーも一般的なレガシー環境と変わらずそれなりに青い(意志の力は撃たれるし各所からブレストポンダーの宣言が聞こえてくる)と感じている。しかし、20人未満の少人数開催が主であるため「4ラウンドして1回しかウィルを撃つ青いデッキと当たらなかった」ということも十分考えられるので青対策はほどほどに

今年よく見かけたカードその1


今年よく見かけたカードその2


今年よく見かけたカードその3

今後の中津レガシーの環境予想

これまでと変わらず全体的にややアンフェア寄りのメタゲームが続くと予想される。紙のマジックしかもレガシーを練習する場の少なさ、大会当日までに環境カードの把握や私生活での時間の取り方など様々な理由から自分の動きを押し付けたもん勝ちのアンフェアデッキは数ヶ月に一回参加するレガシー大会において大きく作用しやすいことも理由と考えられる。単純にレガシー民はコンボが好きなだけ説。かといってフェアがいないわけでもなく真っ当なデルバー系や多色コントロールも散見されるためやはりメタ読みは非常に難しいと言える。結局中津レガシーは魔境。強いてあげれば不毛の大地が刺さるデッキが多いような印象を受けた。今後の構築に参考になれば幸いである。


強い土地が出れば出るほど強くなる26年前のカード

中津レガシー参加を考えてらっしゃる方へ

魔境魔境と言ってきたが中津レガシーの参加デッキは各人のチューンが施されたモノも多くオリジナルデッキを持ち込んでいる方もいらっしゃる(かくいう私も豚骨ラーメンの上にチョコケーキを添えたようなオリジナルデッキをよく持ち込んでいる)ので、「トップメタや有名なデッキじゃないと参加してはいけない」などということは決してないので怖がらずに足を運んで欲しい。資産やプレイスキルよりもMTGの歴史が詰まった「レガシー」というフォーマットでカードを楽しむ事が出来るか、が大事な点であると私は思う。ご興味が湧いた方はぜひ一度見学や参加を検討して頂きたい。
 なお各所で言われる「デュアルランドを持ってないとレガシーは出来ないのか」についてはいろいろな場所で各々意見が出ているのででここでは議題にはしない。自分が信じる自分を信じよう。


ほんまええこと言うわ

さいごに


中津レガシーに参加してくださった皆様、リツイート・リポストで拡散してくださる皆様、応援して下さる皆様への感謝の言葉で本文を締めくくりたい。いつも本当にありがとうございます。
地方の草の根大会は皆様のお力によって成り立っています。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
まずは1/28に第77回、そして3/17に11周年大会です。楽しみにお待ちください。

それでは皆様 良いお年を
来年も素晴らしい年でありますように

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