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続・ROCKMAN XPRの話

前回の記事では私がこのモデルを知った経緯や入手して間もなく作ったサウンド紹介動画についてテキトーに記してみた。

ZARD や KIX-S など90年代のビーング系の作品のなかでこのモデルの音色を聴くことが出来るわけだが、とくに一部のギター愛好家たちの間でこのモデルを一躍有名にしたのはB’zの松本孝弘氏である。

彼が初期のB’zでこのモデルを使用していたことが話題となり、今となってはROCKMAN XPR使用期のB’zのギターサウンドに魅了されたギター愛好家たちのなかでは注目のマストアイテム的な存在となった。
 
このXPRの特徴についてはGuitar Stuffさんのブログで詳しく解説されているので、興味のある方はそちらをご参照くだされ。

さて、今回はこのXPRを使ってオリジナルのデモ曲にリズムギタートラックとギターソロトラックを入れたファイルをSound Cloudにアップした。

Twitterと同様、ギターソロの部分のみを投稿。

このデモ曲は4年ほど前に知人から「ZARDのコピーバンドをやっていて、そのバンドでやるオリジナル曲を作ってほしい」と頼まれて作ったZARD系のオリジナル曲で、メロディーもアレンジも90年代のZARDを意識して作ったものである。

全部で4曲ほど作ったのだが、これはその内の1曲。

結局、諸事情によりこれらの曲は使われずじまいで終わってしまったわけであるが、ずっと私のPCのハードディスクの中で”お蔵入り”となっていたものを今回引っ張り出してきた次第である。
 
というか、だいぶ前にTwitterでPCのDAW上の画面ごとキャプチャーしたこの曲の動画を投稿したのだが、今回はギタートラック以外のパートの音色の差し換えを行ない、ミックスもやり直している(音圧は-10 LUFSくらい)。

基本的な音色のスタイルはTwitterに投稿したものと変わらないので、差し換えたといってもサウンド的にはあまり変わった風に聴こえないかもしれない(笑)

このXPRの歪みのレベルは一番上のDISTモード。

これぞ、90年代に親しんだあの歪みの音。

味わい深く、素晴らしいサウンドだ。

このトラックのギターパートはEQとコンプで音の微調整をしただけでリバーブなどの揺らし残響系の味付けは一切行なっていない状態、いわゆるライン直のサウンドである(XPRのエコーやコーラス系のエフェクトもオフにしている)。

このモデル、手軽にこういう形式でレコーディングできるところもまた良い🌟

ちなみに、このギターソロはその場で思いついたものをざっと弾いたものである。

80年代に作られた古い機材ではあるが、現在のアンプやプラグインにはない温かみのあるアナログサウンド。

もうこの音色なしでは曲が作れなくなってしまった(笑)

(*´ω`*) ノシ🌟🎵

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