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#15【夢日記】消しゴムといえば“青のアイツ”の独占市場

・母「青のアイツってそこら辺に転がってんの?」
・僕「いや、青のアイツは筆箱にあるやつだけやで」
・母「そうかあ、アレ(叔父:母の兄)が欲しがってて」
・僕「結構余ってるんじゃないかな、最近使わへんし」
・母「じゃあいくつかちょうだいよ。サラはあんの?」
・僕「先は黒ずんでるけどサラぐらいのサイズが多いな」
・母「なかなか無くならんよなアイツ。ずっと同じのやわ」
・僕「折れん限りな。大体そうやねん。使い切るよりもさ」

内容

“青のアイツ”で通じてしまうところに凄さを感じる

(実際の名前、なんだっけ・・・)

考えても出てこない。「まとまるくん」ってワードが僕の脳内でポッと出て来たのだけど、これじゃない。それは断言出来る。

いや、確かにアイツも青色だった。だから「青のアイツ」でもまかり通るんだけど。でもそれじゃない。僕が頭に思い描いている消しゴムは、コイツじゃないんだ。

まとまるくんについてもう少し触れておくと、コイツは、僕が小学生ぐらいの頃に、お世話になった消しゴムだ。

まとまるくんの「まとまる」とは、消しゴムで消した際に出る、いわゆる消しカスが、まとまって出ますよ、ということ。要するに、お手入れラクチンですよ、みたいなのがウリ、だったと記憶している。

それをいいことに、巨大な消しカスが作りやすくて、授業中、ひたすら消しゴムを擦りまくって、球体サイズに丸めた消しゴムを、クラスメイトにちょっかいをかけるためのツールとして活用していたという話は、今回の内容とは関係ないので割愛することにしよう。

・・・コホン。

そんな「まとまるくん」の、特に需要も無い逸話を語った後でも、やっぱり“青のアイツ”の正式名称を、思い出せそうにもない。

確か、カタカナの名前だった気がするんだけどなぁ・・・。消しゴムの取っ手部分に当たる紙のところに、アルファベットで、名前が書かれてた気がするんだけどなぁ・・・。

そういうことってあるよね。あだ名で呼ぶのが定着してしまっているから、ホントの名前が出てこないってこと。

・・・あ、あと、それとは逆で、正式名称をフルネームで呼び合いたくなる名前もあるよね。

それで思い出したよ。アラビックヤマトの存在を。当時、僕の周りでは、みんな、アラビックヤマトと、高らかに宣言していたもんさ。

普通に考えたら「のり」の二文字で済むのだから、非・省エネも良いとこなんだけどね。でも呼びたいんだよ。フルネームで。アラビックヤマトと。

だって、なんかこう、カッコいいじゃん。アラビックヤマト。特に子どもの心をくすぐる響きを感じるじゃんをアラビックヤマト。なんだろ、カードゲームの強キャラ的ポジションに居そうな。この感じ。“ヤマト”ってところにも、大和魂を感じでいたのかもしれない。無意識的に。

ちなみに、図体ばかり大きくなって、精神年齢は全く成長していない僕は、アラサーになった今も「アラビックヤマトってかっけぇな!」と思いながら、文章を綴っております。

確かに消しゴムを全て使い切った記憶ってあんま無いなぁ

これって、みんなはあるの?

消しゴムかぁ。無駄に個数を持ってるけど、どれも中途半端に使われている、みたいなことが多いイメージが僕にはある。

良く言われる「角での方が消しやすい」って理屈も関係しているのかもね。サラの消しゴムの角だけ使って、あとはポイ、みたいな。

って、ちょっと待ておい、モノを粗末に扱うのよ。ちゃんと大切にしろよ。子ども時代の僕よ。 

北京ダックみたいなマネしてんなよ。皮だけ食べて身は食べないってか?ふざけんなよ。王侯貴族は食べ物を粗末に扱うから嫌いってネット掲示板に書いてやるぞ?

・・・出会い頭の“北京ダック難癖”は、その程度で置いておくとして。

消しゴムを全て使い切ったどころか、半分以上使ったな、というのも、ほとんど記憶にない。

ほとんど、ということは、一度はあったかなぁ、って記憶はあるのだ。なぜなら、取っ手部分の紙をハサミで切って、ミニサイズみたいな状態で使っていた頃もあるから。

あれはあれで結構いいのよ。小回りが利くっていうのかね。サラってかなりデカいからね。消す作業で疲れてどうすんねん、みたいな。ただではえ書く作業で疲れてんのに、みたいな。

まぁそんなわけで、消しゴムを全て使い切ったことがあるのかないのか、僕以外の人の意見を聞いてみたいところですね。

果たして、みんなは共感してくれるのか、それとも、「単にお前が勉強する習慣なかっただけでしょ(笑)」と、足蹴にされてしまうのか・・・。

いったい叔父は消しゴムを何に使うのか?仕事かなにか?

まぁその、消しゴムを何に使うのか、ってこともそうなんだけど、その前に、“アレ”と呼んでいることが気になって、話の内容が頭に入って来ないのですが、それは・・・。

関西で生まれ育った我が家としましては、“アレ”ってワードが飛び出すたびに、「岡田ちゃうんやから(笑)」というノリツッコミが入ります。

「岡田さん」でもなく「岡田監督」でもないんですね。「岡田」なんですね。これで通じます。関西の界隈は。野球好きじゃなくても。いや、それは知らんけど。

そう。「ますだおかだの岡田」ではありません。芸人の岡田さんの名前が出る時は、関テレの「ちゃちゃ入れマンデー」を見ている時ぐらいです。

・・・さて、“アレ”に関する無駄話はこんなもんにしといて、と。

叔父、ですか・・・。

う〜ん、たまに我が家に来て、祖母の身体の具合を気遣ったりしているぐらいしか、僕は存じ上げないので、全く見当がつかない、ですねぇ・・・。

そもそも、大人になってから、消しゴムを使う機会ってあるんでしょうか。

だってそれこそ、大人になってから、シャープペンシルを使う機会、無いじゃないですか。もちろん鉛筆もそう。

そうなると、必然的に、消しゴムを使う機会が無くなることにも繋がるのでは?

せいぜい、フリクションのボールペンくらいなもんでしょう。ビジネスパーソンは予定がコロコロ入れ替わる、なんつってCM広告で売り出してる、あのボールペンぐらいしか。

そう。そうなのよ。フリクション。

あのボールペンさ、消せるのは良いんだけどさ、消したくもないのに、なんか消えちゃってる、消えかかっちゃってる、なんてこと、ありませんか?

僕ねぇ、あれね、嫌いなんですよ。消せるのはいいんだけどさぁ、勝手に消えちゃあまずいでしょって。

だってさ、人間、書いたら忘れちゃうじゃないですか。「もう頭で覚えとく必要ないや〜」ってなるから。

それなのに、なんか知らんけど消えて文字が読めません、ってなると、こりゃあもう一大事ですよ。書いた安心感を一度経てるから思い出せないですよ。大抵の場合は。

「電話帳に入れてた人の携帯番号、全く覚えてねぇなあ・・・」

これと同じですよ。覚えておく必要が無いから覚えてないんです。言ってみれば当たり前の話。

なので、こういったリスクを防ぐためにも、僕は、フリクションのボールペンは反対派です。

・・・最後に一言。

フリクションの関係者の皆様方、無礼の数々、誠に申し訳御座いませんでした。

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