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【プロ野球】楽天・オコエが巨人へ  阪神・陽川は西武へ!史上初となる「現役ドラフト」開催!全12選手掲載

【現役ドラフト獲得選手】所属球団 今季成績

◆セ・リーグ
ヤクルト:成田翔投手(24・ロッテ)1軍登板なし
DeNA:笠原祥太郎投手(27・中日)4試合 1勝2敗 防御率5.29
阪神:大竹耕太郎投手(27・ソフトバンク)2試合 0勝2敗 防御率6.43
巨人:オコエ瑠偉外野手(25・楽天)6試合 打率.200 本塁打0 打点0
広島:戸根千明投手(30・巨人)9試合 0勝0敗 防御率5.02
中日:細川成也外野手(24・DeNA)18試合 打率.053 本塁打1 打点1

◆パ・リーグ
オリックス:渡邉大樹外野手(25・ヤクルト)49試合 打率.125 本塁打0 打点2
ソフトバンク:古川侑利投手(27・日本ハム)34試合 0勝1敗 防御率4.08
西武:陽川尚将内野手(31・阪神)45試合 打率.294 本塁打1 打点6
楽天:正随優弥外野手(26・広島)1軍出場なし
ロッテ:大下誠一郎内野手(25・オリックス)5試合 打率.250 本塁打0 打点0
日本ハム:松岡洸希投手(22・西武)1軍登板なし

はじめての現役ドラフト。

数日前から、注目選手の紹介、ルール説明といった記事が賑わっていたのもあって、僕自身、ソワソワしていた。

いざ結果が出てみると「あっ・・・」「そうか、なるほど」といった感じ。尾を引く類いの感情は湧き起こらなかったかな。

決してビックリしていないわけではない。うーん。なんだろうこの感じは。「なんだかんだ言って待っている時間が一番緊張するよね」というのと、似ているような・・・。

どの選手がどの球団に行ったというよりも、「現役ドラフトってこういう感じなんだな」ってことが体感覚で理解出来たのが、何よりもの収穫かもしれない(笑)


今回は、正隨を放出し戸根を獲得した、我らが贔屓球団のカープに触れてみたい。

正隨ね・・・。

「正隨の『隨』は『随』じゃないんだよ」と書ける程度には好きな選手。これ、カープファンも間違って書いている人が多いよ。「高橋・髙橋」も同様に多い。もう一つ言うと、高橋昂也は「昂」であって「昴」ではないからね。

・・・おっと失礼、本題に戻ろう。

正隨はね、広島出身、ドラフト6位指名、右の長距離砲と、新井貴浩新監督と重なる点が多くてね。ファンの間では「目指せ第二の新井さん!」とエールが送られていた選手。

それだけに、監督就任が決まって「ここから!」ってタイミングで、他球団に移籍が決まったことは、本人としては、少なからず、ショックもあったのではないかな。

けれども、求められたからこそ移籍が決まったわけで。そこは自信を持って欲しい。ポテンシャルを秘めた選手なのは間違いない。

楽天さんは、涌井を放出して中日の阿部を獲得するなど、右バッターを求めた動きをしていたしね。カープに居るよりもチャンスが巡って来る機会が多くなる可能性もある。

個人的な話もしておくと、下水流や福井など、カープの選手が楽天に移ることが多くて、馴染みも出てきた気がする。ユニフォームの色も、赤系統という意味では、同じだからね(笑)


そして戸根選手、カープへようこそ(^_^)

僕のイメージは「連投や回跨ぎをいとわないタフネスピッチャー」といったところかな?

カープの選手で例えると、松本竜也と、タイプ的には似て来るかもしれない。

先発投手が早々にノックアウトされた時、点差が開いた時、ロングゲームで投手が枯渇してきた時・・・などなど、様々な起用法が考えられると思う。

いわゆる「便利屋」として使いたくなるタイプのピッチャー。こういうピッチャーがブルペンに待機していると、チームとしては助かる面が大きいはず。

戸根で一つ思い出すのは、カープの打線が大爆発して、ワンサイドゲームになった試合。あの時のピッチングかな。

点差が離れた場面でのロングリリーフとして登板して、結果的にイニングは食うものの、失点もかなり喫してしまうという。

「カープ打線に火が付いていた」と言えばそれまでだけど、火消しの役割を全う出来なかったというのも事実であって。

素人ながらに「投球リズムが一定だな」と感じたのを覚えている。

カープのバッター陣がタイミングを取りやすそうにスイングしていたのが印象的で。「ボール自体悪くないのにな?」と思いながら見ていたら、そんなところが目に付いたんだよね。

彼は、球の質だけでなく、打者に立ち向かっていく姿勢といい、投げっぷりの良さといい、個人的には好きなタイプのピッチャー。

先ほどは松本竜也の名を挙げたけれど、目指す投手像は、矢崎拓也かもしれない。「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」という、良い意味での「ふてぶてしさ」を醸し出すような。マウンドで仁王立ちするようなね(笑)


他の球団の選手を見渡してみても「未完の大器」というイメージが強い選手がズラリと並んでいる印象が強い。

高校野球好きでもある僕としては、秋田商業の成田、済済黌の大竹、関東第一のオコエ。この3人が移籍後どんなパフォーマンスを発揮するのかが、特に気になるかなあ・・・。

あと・・・、カープ目線で言うと、細川成也は、ラミレス監督がCSメンバーに大抜擢して、モノの見事に打たれたイメージが色濃いので、「くすぶってないで早く出てきなさい!」という気持ちもあるね(笑)

いずれにせよ、全球団の有望選手が移籍することそのものに意義があると思う。野球に限らず、環境の変化が転機となることは沢山ある。

数年後、「あの現役ドラフトでね〜・・・」という選手が一人でも増えますように。1野球ファンとしては、12人全員を、陰ながら応援させてもらいますよ(^_^)/

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