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【夢日記】遠藤久美子を見たら今日の淫夢を思い出すことだろう

僕が運転免許を取得する際に使用していた「免許ノート」が、若者世代の車離れ問題を是正するために有用だと認められた。単に講義の板書を書き写すだけではなくて、内容に即して「ダルビッシュは車への拘りとして◯◯が△△だということを述べていた」などと言った風に「有名人の誰々はこう言っていた」という点が評価された格好だ。「若者世代は『正しい情報』よりも『誰が言ったか』を重要視する傾向にある」という点を押さえた素晴らしいノートであると称賛された。

一躍「車免許系インフルエンサー」の仲間入りを果たすことになった僕は、教習所の指導員の方と「バズり免許ノート」を見ながら「この一文、テキストに使用してもよろしいですか?」とか「免許取得率を向上させるための企画会議に出席していただけませんか?」などとお願いされた。また、親は車の免許を子に取得して欲しいと思っているが肝心の本人が一向に興味を示さなくて困っている、という悩みを抱える親御さんの相談に乗る機会が増えたりした。

前者に関しては「自分が力になれることがあるのでしたらこちらこそ是非お願いします」というスタンスで居たのだが、後者に関しては、申し訳ないのだが「他人を変えるのは不可能と思った方が良い」「自分ではコントロール出来ないことで悩むのは時間と労力を無駄にしているようなもの」「そんなことに費やすぐらいなら課題の分離をして今自分が為すべきことを明確にした方が良い」という観念が強い僕からすると、ちょっとその悩みをサポートしたい気持ちにはなれなさそうだな、と感じたので丁重にお断りするようにしていた。

・・・のだが、後者の悩みを僕に相談してきた親御さんが、遠藤久美子が一般人でアンチエイジングやスキンケアなどといった美容関連にも全く着手していないけれどやっぱり元々の美貌が素晴らしいから同世代の女性と比べてまだまだ輝いて見えるよね、と形容したくなるような美人さんだったので、僕は思わず「自分が力になれることがあれば、何でもお手伝いしますよ」と言ってしまった。

遠藤久美子似のお母さんは、娘に車の免許を取得して貰いたいのだが全く興味を示さなくてどうしたら良いのか、と言っていた。僕は心の中では「いや、どうすることも出来んだろ。その状態で過干渉すればかえって逆効果じゃないのか?」と思いながらも「そうですねぇ、難しい問題ですねぇ」などと適当に相槌を打ちながら、もう一人の僕が心の中で「このお母さんから生まれた娘さんは期待出来そうだ」とよこしまな想いを募らせていた。

僕が相談者の自宅に訪問する形で「僕・親御さん・お子さん」の三者面談が実施されることになった。案の定と言うべきか、お子さんは「嫌々・渋々」といったテイを崩さなかった。僕は直感的に「あっ、ダメだな」と思った。そもそもはなからダメだと思っていた感は否めないが。むしろ本来の問題よりも僕は見た目が気になっていたのだ。やはり、期待を裏切らない美貌の持ち主だった。ドラマに出始めた若い頃の成海璃子を彷彿とさせる、ストレートロングが似合う、キリッとした美人さんだ。親は遠藤久美子、娘は成海璃子。素晴らしい。サンデーモーニングの張本勲ばりに「アッパレ!」と言いたいところだったが、僕は努めて冷静を装って「車免許系インフルエンサー」として振る舞っていた。

けれども、股間部分の膨らみは、どうしたって抑え切れなかった。生理現象なのだからやむを得ない。僕は、もっこりさせた状態で、とりあえず美女二人と同じ時間を過ごせれば良い思い出になるなぁ、という、我ながら見下げ果てた態度で彼女達と接していたのだが、遠藤久美子似の親御さんが、僕の異変を察知したらしく、おもむろに、ガシッと僕の股間をニギニギしてきた。直感的に悟る。相手も欲情している。つまりこれはOKサインであると。

僕達は、成海璃子似の娘さんと、適当な理由を付けて別れて(多分、あとは本人次第だから、とかなんとか、言っていた。僕も完全に欲情していたので、ほとんど覚えていない)、寝室へと向かった。しかし、さあ今からおっ始めるぞ、というタイミングで目が覚めてしまった。起床直後、立派に屹立した僕の息子を見ながら、ボソッと呟いた。

「遠藤久美子の裸を見ておけば夢世界でも描かれたかもしれないなぁ、惜しいことをしたなぁ・・・」

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