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石野理子 - bricolage

アイドルネッサンス~赤い公園とキャリアを重ねてきた石野理子。
赤い公園が2021年に解散してからは「思いがけず人生の空白期に入っていた(本人談)」と語っていた彼女ですが、音楽活動を再開。ソロ第1弾シングル「Bricolage」がリリースされてます。
Bricolage (ブリコラージュ)、聞き慣れない単語ですが、「寄せ集めて自分で作る」「ものを自分で修繕する」ことを意味するそうです。

楽曲はビートメイカー/プロデューサーのA.G.O.との共作であり、宇多田ヒカル「Fantôme」以降ともいえる自然と身体が揺れるスムース&リラックスした雰囲気のポップスに仕上がってます。かなり好き。直近でロックバンドのヴォーカルやってたという経緯から、佐藤千亜妃の最新作との類似性も感じた。佐藤千亜妃や、おかもとえみ好きな人には間違いないと思います。

「ソロで歌い、お芝居もしています」というSNSプロフ文からも、今後は役者としても活動していくようで、早速実写ドラマ版「パリピ孔明」にも出演してます。

石野理子はバンド「Aooo(アウー」として活動を始めており、こちらの動きも気になるところ。


これまでの石野理子。

■赤い公園
2018年加入。
すでに人気を確立していた人気ロックバンドに、アイドル出身の石野が新ヴォーカルとして加入することは驚きをもって受け止められてました (一部ファンの疑念はすぐライヴで払拭)。
ギタリスト・津野米咲が急逝したことにより、バンドは2021年に解散。


■アイドルネッサンス
2014年結成。2018年解散。
Sony Music Artists(SMA)による初のアイドルプロジェクト。
アクターズスクール広島に所属していた石野は14歳で加入。
楽曲はBaseball Bear小出祐介が手掛け、いわゆる「楽曲派」アイドルとして、めちゃくちゃめちゃくちゃ評価が高かった。ミニアルバム「前髪がゆれる」は傑作です。石野理子はメンバーの中でも歌唱力において一目置かれる存在でした。


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