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BARのマスターが突然家庭教師を始めた理由は○○です。〜勉強に絶望しそうな受験生に読んでほしい〜

コロナの最中に始めたオンライン家庭教師ですが現在二人のお子さんにさせて頂いております。

嫁を含めて周りの人の頭に?が浮かんでいると思うので、書いちゃおうかなと思いパソコンに向き合ってます。

まず始めるにいたったきっかけは40を過ぎてカリカリ地味にやってた英語の勉強です。ええ歳こいて勉強しだして思ったことは

勉強するのって、しんどいなマジで。

ってことです。「若い時に戻ったらもっと勉強するのに」という言葉は死んでも言わんとこうて思いました。だって

勉強するのって、しんどいなマジで。ver.2

ですから。

それで大学生にもどったら、勉強せずに死ぬほど遊ぶことは1000%断言できましたね。

とは言いつつも、当初のTOEIC予想点数は散々だったので無理して勉強してました(それでも日に4時間が限界)。点数が上がると楽しいんですが、あるところまで来た時に目標点数に到達するに必要な勉強量が見えてきたんですよ。

そのときの自分の気持ちを表現すると

クロックスと山下清みたいな服しか持ってないのに、ヒマラヤ登頂目指してる

みたいな感じでした。服も装備もこれから揃えて登り方も覚えて。。やるべきことがまさに山積み。

このときの気持ちは大学受験のときに感じた気持ちと全く同じでした。行きたい大学に行くためにはこんなにやるべきことがあるのか。。みたいな。まさに無理くり勉強して、タイトなジーンズにねじ込む〜♪式で勉強してました。

中学校のときにほぼ勉強してなかったのと、もともと人より理解するスピードが遅いのと絶望的に記憶力が悪い(昨日来てくれたお客さんの顔を忘れてしまう程度)のもあり、なるべく長い時間勉強しようと思って毎日勉強時間をつけてました。高校3年生のとき、学校以外(学校は9時間授業&土曜授業)で勉強した時間を1年間合計して365で割ると1日の平均勉強時間は6時間24分だったんですね。

ここで何がポイントかと言うと

メモ帳にカリカリ毎日勉強時間書いて365で割るのはキモい

ってことだとおもいます。

そして自分なりに死力をぶちまけた結果は

志望校にいけてない

いや、

志望校を受けることすらしなかった

敵前逃亡上等!という輝かしい逃げの経歴をもってますので、無理くり勉強しても続かない上に、伸びないなと確信しました。

そして大人になってバーで超高学歴(いわゆる旧帝大や医師、弁護士さんなど)な人と深く話してると彼ら彼女らは大きく3つのタイプがいることがわかってました。

①勉強自体が得意な人(IQ高) 島田紳助タイプ

②勉強自体が好きな人 所ジョージタイプ

③机に座ってられる能力がずば抜けて高い人 タモリタイプ

んで、自分に当てはめると(もちろんもともとアホですから当てはめて考えるだけです)、①は論外、②は考え方を変えれば英語を好きになる可能性がある③の能力はないが違う方法で補えるのでは?という結論に至りました。

まず②なんですが、僕はコーチングをさせて頂いている経験から自分が英語が好きになれる方法をいろいろ試すことを試みました。

具体的には、もしも〜英語が〜できーたなら〜の妄想のシーンです

僕の場合に行き着いた妄想シーンは

○ネイティヴの英語話者の恋愛悩み相談を受けている自分(yeah!〜I see!ア〜ハ、はハイテンションで連発したい)

○英字新聞を食パン食べながら読んでいる自分(ベーグルでも可)

などです。ここでポイントは英語ができたら出世できるとかモテるみたいな概念では効果が低い。抽象的すぎて脳は理解できないんだと思います(経験上。モテるの部分では決してありません)

そんなことを想像してドーパミン出しまくってると、少しずつ英語の好き度が上がってきます。初めて会ったときはあんまりいい印象じゃなかったけど、何度か会ってるうちに男らしい1面が見えて好きになっちゃいました作戦ですね。

そして以外に大切なのが、③の机に向かうことができる能力。

女の子のことが好きでいろいろ妄想してもデートに誘わないと進展しない。

ここで僕も多くの人も無理しちゃうんですよね。詰め込んじゃう。

短い期間ならなんとかなるんですが、継続できないんですよ。③の能力を産まれながらに持ち合わせていなければ。。そしてアホなぼくでも一つだけ言えることは英語は習得するのに時間がかかるという事実。

さあ、どうしようと思いますよね。

じゃあ、机に向かう=勉強することの本質を考えてみようってなったんですよ。

本質的には、知識を増やすってことですよね?

覚えてなかったことを覚えるということ。じゃあ覚えるためになにをするのかってことなんですが、記憶の構造を受験で紐解くと

インプット(勉強)→アウトプット(定期試験)→忘却を防ぎ保つ(入試)

要するに長期記憶に残ることをすることが本質だなと。

ということは

机に向かう必要ないじゃん

と気付きました。

ただ、長期記憶に残すための作業は必要。長期記憶に残すのに一番大切なことは、「なんども思い出すこと」だという結論に至りました。

めちゃくちゃ単純。なんども思い出すことを仕組みにすればいいだけ。

詳しくはまた書きますが、勉強するという感覚は消え去りました。知識量は確実に増えてますが、朝に歯を磨くように勉強する感じです。

そんなこんなでいっぱい書きましたが、受験生になんで読んでほしいのかというと、

やり方を工夫すれば勉強を恐れる必要ないよ

ということ。

もちろん今のぼくは発展途上でものを言える立場ではないのですが(アメリカ人の友人に恋愛相談されて、ラインで返信するのに1時間掛かる。TOEICの予想点数も700くらい)、今の時点で英語の勉強をしてる感覚がないので、時間が経てばそれなりになっていくと思います。

んで、なんで家庭教師をするのかというと、

そのことをめちゃくちゃ伝えたい!

からです。

それぞれに合ったやり方が必ずると信じていて、この子は絶対できるようになる!と思っている誰かがいて、あと応援さえすれば必ずできるようになると思ってます。

それが家庭教師を始めた理由。

オチなし!









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