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しくじり先生=知財流用?!

もう三回目に入るHARESマガジンコラム!!12人のコラムリストが執筆。投稿日が決まっているのだが、裏では、「今日が私の担当日だったのですね。。。失念していました。大至急で対応します。」とか「やばい…わたしも今日中に更新します…」が横行……大丈夫か!……でも、みんなガンバッテ投稿してくるすごい仲間だ!

しかし、ガンバリ過ぎるとろくなことはない。知らないうちに、いろんなものを見落とすことが起きる!人生54年間生きていると、そんな「しくじり」がいっぱいだ!

「事実」と「解釈」が織りなすサイボウズのダイナミズム

サイボウズの知的財産を個人が有償でパブリッシング

思い起こすと2017年4月。経営情報学会で発表した “「事実」と「解釈」が織りなすサイボウズのダイナミズム” の報告書。学会で発表したからと言って、社会にオープンになるわけでもない世の中の残念感。それを、打開するために考えたアイデアが、kindleに載せること。僕から言わせるとkindleは、お金がもらえるファイルサーバーだ!2015年1月にも、“ ICT活用による限界集落の地域再生とIT企業のワークスタイルイノベーションの事例: 徳島県神山町サテライトオフィスにみる創発の要因 ”を載せている!

実は、これが問題を引き起こした!それはなぜかというと、この中には、サイボウズの社内研修で使っているコンテンツがあった。それを使った報告書が250円で売られ、僕のポッケに入ってくることに対してだ。

それが、経営会議「本部長会」の議題に!!!そして、その被告人席(笑)に立つことになるとは想定外……ドキドキだ。事実から確認される。上長からの指示で書いたものなのか……ノー。業務時間内で書いたものなのか……ノー。さまざまな議論の中で、そもそも、サイボウズのチームワーク溢れる社会をつくるために、ブランドやコンテンツが露出されていくことは良いのではないか?……。びっくりなのが、今回のように一つ一つ本業なのか複業なのか議論するよりは、むしろ、もっとシンプルに、会社の本業以外の仕事は、社員でやりたいという人に任せ、すべて複業で運営したらどうなる? ……という肯定論などなど、1時間近くかけて議論した。

複業 = 公明正大

結果はどうなったのか……セーフ!なぜ、セーフになったのか。シンプルに言うと、この複業が会社を毀損しないこと。むしろ、プロモーションになっていると!そして、更に大切なこと……。事前に部内で共有されていたことだ。そもそも、複業で問題が起きないことの方が不自然! ふだんから情報を開示して公明正大に複業することで、忙しさのあまり見落としがちなことを指摘してくれるチームメイト。その結果、会社と個人のリスク回避につながる。ある日突然、「実は複業していて複業先でこんなトラブルがありまして……」と言われてもフォローできませんと、役員からのメッセージ……当時を思い出す!

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