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黒い羊




別に望んだ訳でもないのに生まれ着いた、情報の鎖に繋がれた社会。「便利な時代になったね」 「今の若い子たちは羨ましい」 なんて大人は口を揃えて言うけど、フォロワーも仕上がりの写真もビジネスとして流通してるこんな時代より、実力のある人が業界紙に呼ばれ手に付けた職で闘えていた時代の方が余程羨ましい。


押し付けがましい広告も馴れ合いのような宣伝も、自分という異物を排除するべく張り巡らされた赤外線のように思える。でもそれは "みんな" にとっては当たり前のことで、はみ出し者を指差して嗤おうなんて心積りではないはず。だからこそ、在りもしない撒菱に足の踏み場を狭められているのは自分だけなのだと、生まれ持ってしまった違和感に苛まれる。


『真っ白な群れに悪目立ちしてる、自分だけが真っ黒な羊。と言ったって同じ色に染まりたくないんだ。』


前置が長すぎたのですが、就活するにあたって作ったスタイルブックをウェブページとして見られるように編集しました。QRコードまたはInstagramプロフィールのURLから飛べます。

便利な時代になったね。

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