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母に選択的シングルマザーになろうと思うと決意表明をする

実家の母にテレビ電話しました。こんな時期なのでいわゆるリモート帰省っていうのですね。その目的は決意表明だったけど、最初からそれは伝えるのは衝撃だろうと思って、後半戦でと決めていました。

最初は、隣に父もいる気配がしたので、予定通り、なんとなくたわいもない話をし、父が床屋に行くと言って出かけたのを気に、今だと思いました。

ちょうど前日は私の37歳の誕生日だったので、その話の流れから(どんな流れかは忘れた。緊張しすぎて。)、「実は子供考えてるんだよね~」と言うと、意外に母は、驚かず(内心は驚いたんだろうけど)、『誰か良い人いるの?』って。

いやいや、もう何年もいた試しがないじゃんと思いながら、「いや~そういうわけじゃないけど、二人(両親)死んだら私一人じゃん?」と早々に両親が死ぬ体で話す非情な娘(笑)。

『そうだよ~お母さん達それ心配なんだわ』と。よしよし良い流れだ。

「最初は年取ったら養子とかも考えたんだけどさ~」と。本当に考えていたので。そしたら『養子よりは自分の子供が良いでしょ』と。

「結構良い年だけど、まだ自分で産めるかもしれないから、ひとまず努力しようかと思って」と伝えてみました。

そしたら『これからの時代そういう人が増えていくだろうね』と意外に肯定的な返事で私が驚いてしまいました。

37歳にもなった娘の意思を全否定してくるとは思ってなかったけど、ちょっと嬉しかったのを覚えています。

その後は、『一人で育てるのは大変なんだよ』『実家に帰ってくるなら良いかもしれないけど、そっちでは一人で無理でしょ』『婚活したら?』『今後のために卵子凍結とか?』と。

その中の“普通”は、結婚をして出産をしてっていう段階なんだろうけど、結婚に至るまでに人と関わるのがめんどくさいと思って早数年の私にとっては、結構はハードルの高さです。ただ色々話す中で、『貴方の人生だから』とか言ってくれて、本当に嬉しかったです。

仲が悪いわけじゃないけど、彼氏の話とか、ざっくばらんに話したりする関係ではなかったので、なんだかすごい緊張して話したけど、肩の荷が下りてスッキリした電話となりました。年齢的な問題もあると思うけどね。これが20代前半の娘から言われたら全力で止めてきただろうけどね!


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