"ひのきみ"問題について、思うこと…

世間ではWBCという野球の祭典で、日本の野球が世界的に見ても世界一になったと認められたという出来事については、本当に素晴らしい事だし、誇らしい事だとは思う。

しかしながら、国旗や国歌を否応無しに見聞きせざるを得ないことには、どうにもこうにも納得がいかないところが大いにある。というか釈然としない。

例えば、日の丸と君が代に関する問題について、自分自身に照らして言うと、20代の頃はあまり深く考えていないに等しかった(しいて言えば、キヨシローが君が代をカバーして歌う姿をTVのニュース番組で目にしていた程度だった)けど、

30代に入り、特に欧米諸国のラディカル・レフトのデザインについて関心を持ち始めたことがきっかけとなり、日本国内の社会運動にも関わるようになって、必然的に日本の歴史問題についても考えざるを得なくなった。

特に契機となったのは、2011年のフクシマ以降に放射能問題について考える上で、これまでとまたこれからも日本という国家が、東アジアや太平洋の諸国をはじめとする民衆に対して、どれだけの被害や加害を担わせ負わせてきたか、向き合わないといけない、本当に多くの出来事があった。

そうしてあれから12年という歳月が過ぎたけど、私たち民衆を取り巻く状況は、良くなるどころか、むしろ悪くなる一方だ。だけども我が身の重い腰を上げて、今一度、日本が掲げる国旗と国歌について、考えるべききっかけにしたい。

それとあと、余談だが、日本代表をサムライ○○とか、なでしこ〇〇と冠する行いは、どう捉えてもダサいのでもうやめた方がいいと思う…

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