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イケてるしば犬を飼い始めたはじめてのハル


おはようからおやすみまで
わたしの隣には犬がいる

チワワやプードルちゃんのような小型で軽量なタイプではなく、中型のシバ犬だ。

もさもさする、
なかなかハウスしない方のだ。

ついでにメガネをかけている。
イケてる犬だ。

だから私には飼い主としての役目が
たくさんある。

毎朝のごはんづくり、
休みの日は毎日汚して帰ってくる洋服を洗濯、毛が抜けるからマット掃除や、
シーツ替えも念入りに。

それが私と犬の生活。

———

犬と出会ったのは去年、6月のおわり。

それからのあれこれはご想像にお任せするが、とにかく今の今まで、毎日同じシャンプーを使っている。
特にお気に入りも無いから、近所の薬局で適当に選ぶ。お買い得のやつ。
かおりも好きだ。

3月も半ばに入り、週休日を謳歌している。家で、なんで曇りなのかとぐだぐだ言いながらyou tubeを見ている。


そんなときふとおもったのだ。

私の犬は、朝から仕事に出た。

重度の花粉症で、「花粉に殺される。」と本気で考えていた犬は、自分で病院に行った。だから犬は今は強い。
外に干してしまった洗濯物にも強い。
花粉まみれで帰ってきても、文句言わない。

グッボーイ。犬。

そんな犬がいないとき、
感謝を伝えようと思う。

手紙なんて柄じゃない、大好きなラーメンかピザのおもちゃを、帰ってきたら投げてあげよう。 決まった。

いつもご飯を作ってくれてありがとう。

待っててくれないけど、駅に着いた時間の、「着いた」ラインに合わせてパスタを茹で始めてくれてありがとう。

美味しんだ。
料理のセンスのない私には
最高のバディ。



バレンタインもクリスマスも
息を吹きかけるだけで何もしなかった。

これからはぜんぶぜんぶ

バディであり、親友であり、犬である

チャリやの君に咲いてみよう。

初めてのハル。



オワリ

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