今日の天気は晴れ。病院を受診して先生と話をした。焦燥感やイライラする気持ちがある。何もしないでいると、自分が無価値な存在に思える。

生産的な行動をしていない自分がダメに思えるんです。と先生に伝えると、この社会の多くの人が生産的な行動をしているわけじゃないと言われた。

ハッとした。確かに、年老いた人、病を持つ人、子供。みんなが生産活動をしているわけじゃない。人間の価値はそこにはないんだ。ただ生きているだけで人間には存在価値がある。そうでないと、病んだ人、年老いた人は、価値のない人間になる。誰しも社会に居場所がないといけない。

先生が何度も言われるのが、好きなことよりもできることを仕事にしたほうがいいと言うこと。多くの人を見てきたけど、好きなことを仕事にすると、理想と現実のギャップで失望し、なかなか長く続けることが難しい。地味なことでも、今できることを、少しずつやっていくのが、長期的に見て良いよ、と言われた。確かにそうかもしれない。先生は、私は研究職が向いてるように言われる。

ひとまず、今は公務員試験の勉強をしながら、この先についてあれこれ考えていこうと思う。

誰かの存在を愛しむ心。それが擦り切れている。働くことは大切だけど、それだけのために人は生きているわけではない。心がカラカラに乾いていくような生活は嫌だ。

まずは周りの人を大切にすることからだと思う。