2024/3/28

自分に腹が立つ。苛立ち。今日、退職の旨を職場に伝えた。病院を再度受診し医師と相談した結果、決めた。自分の不甲斐なさに腹が立つ。もともと、森林が好きだった。中山間での暮らしに興味関心があった。でも、なんだ。結局、やめてしまう。自分の未熟さでやめてしまう。多くの人に期待してもらっていたのにやめてしまう。腹が立つ。不甲斐ない自分に腹がたつ。怒り。情けなさ。グルグル回る。結局未熟なんだ。幼いんだ。口先ばかりで実行力がない人間だ。そんな自分に腹が立つ。いろいろな言い訳をして自分を守ろうとしている。自分が可愛いんだ。情けない。自分を慰める言葉を探しているけど、どれも自己憐憫で終わる。苛立ち。情けなさ。未熟さ。

結局のところ、自分は学問をしたいんだ。でも、それはあくまで親を超えるための手段??としてなのかもしれない。だから、それを求めても何にもならないんじゃないか。そんなことを思ってしまう。手段と目的が混じってるんだ。

自分に自信がないから権威や名誉を追いかけようとする。高価な宝石で自分を飾るんだ。でも、宝石はただの鉱物じゃないか。虚しいだけに思える。幸福は権威や名誉の中ではなく、日常の些細な人間関係の中にあるんだと思う。仕事をしていてありがとうと言われた瞬間。人の笑顔。美味しい料理を仲間と囲む。そんな中に幸せがあるんだと思う。なんだか、感情のパイプがいろんなもので詰まっているように思う。

今日、病院の先生と話をしていたら、森林や中山間地域は、君にとってのテーマなんだよと言われた。でも、好きとできるは違う。好きを仕事にしている人は人口の1%もいないだろうと言われた。確かにそうだと思った。ただ、自分に何ができるのかわからない。何ができるんだ。

医師からは君はまだ若いからいろんなことに挑戦してできることを増やしていけばいいと言われた。できること。じっくりと時間をかけてできることを身につける。じゃあ、それはなんなんだ。

焦ってる。本当に焦ってる。脳味噌が溶けるほどに悩んできた。頭の芯がジンジンする。苦しい。でも避けては通れない道なんだ。迷う。迷う。迷う。何かしなければと焦って空回りする。

この前、YOUTUBEで柳美里さんと河合隼雄さんの対談を見ていた。その中で、自分の物語を作ることが大切だ。そしてその中に他者がいかに含まれているのかも重要だと言われていた。

中山間を、と言って置きながらも、地元が時々、嫌いになる。田舎者だというコンプレックスもある。だから、そういったものを切り捨てて、都会に逃げたくなる。でも、農村の陰の部分を切り捨てて、都市の光を追い求めると、大きな反動が来るように思う。農村と都市。



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