毎月CS9月 デュエルマスターズは弱いデッキでも勝てる

ある日の知り合い(Lさんと、dさん)との会話。

Lさん「今日お遊びデッキ使ってるんですけど、なんか予選上がっちゃいましたw」

dさん、僕「わかる。俺も。」

Lさん「・・・・・・」

僕「最近になって分かってきたんですけど、デュエルマスターズって弱いデッキでも勝てるんですよね。プレイヤーの問題もあるけど、それ以上にデッキの問題もあって、弱くても勝てるデッキと、弱いし勝つことも出来ないデッキに分かれちゃいますよね。」

dさん「ホップ・ステップ・ジャンプのデッキは弱いデッキな事が多いんだよねー」


・・・・・・・・・・・・・・

ということで今月のテーマは

デュエルマスターズは弱いデッキでも勝てる

でいきたいと思います。
今月は自分自身調子が良かったんですけど、使用していたデッキは決して現環境の最強デッキではありません。自分自身使っていて、なんで勝てるんだろうって思う日もあった程ですが、自分なりに答えを出したので是非最後までお付き合いください。

GP前という事で9/23までの三週分です。




1、弱いデッキでも勝てるのは何故か

皆さんも一度は思ったことはないでしょうか、「どうして〇〇さんのデッキは弱いのに、あんなに勝ち続けられるんだろう」とか、「〇〇さんが使って優勝したデッキ、実際に回してみると別に大したことないな」とか。

かくいう自分も去年まではそう思うことが多かったんです。しかし、今では去年までは「なんでこれで勝てるの?」と思っていた状況で「なるほどなあ」と思うことが多くなりました。

どうしてそういう変化に至ったのかを毎月CSの本編に入る前に紹介します。

①そもそも弱いデッキ、強いデッキとは
②弱いデッキにも二種類のタイプがある
③まとめ


①そもそも弱いデッキ、強いデッキとは

「強い」「弱い」などという尺度・主観は、人によって差異があるので一概にこれとは言えませんが、今回は前提として「強いデッキ、という存在があり、それ以外を弱いデッキとする」という事で進めていきたいと思います。

自分が経験上「強いデッキ」と感じるのは以下のようなデッキ。
・4ターンキル以上の速度のアンフェアデッキ
(アンフェアとは、殴らないデッキということ。単騎ラフルル、圧倒的物量などもアンフェアに数える場合あり)
例:ヒラメキスネーク、白緑メタリカ、ウォズレックズテラ

・安定して4ターンキルの出来る柔軟性の高いデッキ
例:赤青バスター、Jミッツァイル、赤白サンマックス

・事故率が低く、特に強いと言えるコンセプトのあるデッキ
例:ジョラゴン(ガヨウ4時代)、アナダムド、シータミッツァイル


そして上に挙げた前提のとおり、これに当てはまらないデッキは全て弱いデッキだと自分は思っています。
(弱いって言い方は語弊があるかもしれません。「環境トップにはなれないデッキ」だと思っていただいても大丈夫です。)

勿論新殿堂直後の環境初期では強いデッキが1つも存在しない場合もありますが、そういう時自分なら上の「強い」に当てはまるデッキはないか探すところからスタートします。



②弱いデッキにも二種類のタイプがある

二種類のタイプとは
・弱いけど勝てるデッキ
・弱いし勝てないデッキ
です。

そして、そこで重要になるキーワードが冒頭の「ホップ・ステップ・ジャンプ」です。

皆さんも弱くても勝てるデッキの事を、「初見殺し性能は高いデッキ」と評するかと思いますが、それをもうひとつ掘り下げます。

初見殺し性能が高いという事は、初見であるという条件下で相手のプレイミスが起こりやすいというデッキになります。では何故プレイングミスが起こるのでしょう。


初見でのプレイミスあるある
1、まだ死なないだろと思って自分のリーサルがあるのに殴らずにターンエンドしたら、その次の相手ターンに負けてしまった
→相手のキルターンが予想よりも早かった

2、自分のリーサルが揃っていて次の相手ターンに自分は死にそうという状況。殴ったものの、相手のST等で反撃されて逆に劣勢になり、さらに実は相手のキルターンはまだだった。
→相手のキルターンが予想よりも遅く、攻撃のタイミングを見誤った


つまりは、相手が「こういうテンポのデッキだろう」という予想を裏切ることの出来るデッキは勝てるということです。またテンポ感が予想できないと、相手からするとどう自分が動くと相手が嫌がるのかが分かりにくいので立ち回りにくいです。

弱いけど勝てるデッキが勝てる秘訣はこれです。ホップ・ステップ・ジャンプとはこのテンポ感のことでした。

逆を言えば弱いし勝てないデッキはこの裏切りが無い。
→まだ大丈夫だろと相手が思ているときに本当に大丈夫
→もうそろそろやばいから突っ込むしかないと相手が思っているとき、次のターンが回ってくれば勝てるから突っ込まれたくない
こういうデッキは弱いだけでなく、勝てません。
例:オレガオーラ、デスザーク

因みになんですが、弱いし勝てないデッキが、勝てる時期というのもありまして、それはそのデッキのコンセプトが強烈に環境に刺さるような時期ですね。


③まとめ

弱いデッキでも以下のような条件があれば弱いけど勝てるデッキになります。

・相手の予想するテンポ感を裏切るデッキ
・コンセプトが環境に強烈に刺さるデッキ

そしてそんな「弱いデッキ」が数ある「強いデッキ」を押しのけて「今週の勝ちデッキ」になることがあります。

それは勿論、自分以外に使用者が居ない時=周りのプレイヤーがそのデッキについての理解度が低い時です。



自分の9月は特に周りのプレイヤーよりもデッキ選択で差をつけることの出来た月でした。ではここから毎月CS9月の本編スタートです。


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