誰かが作った僕のモンスターに


“人はイメージの中で生きている”

これは、完全なる僕の考えです。
常々思っていること。感じていることです。

社会に出れば、職場というコミュニティがあり
その中で色々な人と関係を構築していく。

誰もが「会社の人」として会話をして
一緒に仕事をしている。

その中で自然と作られていくそれぞれのイメージの中で、人は生きていると思っている。

会社に限らず学校もそう。
よく行くコンビニの店員の人だってそうだ。

勝手に作られたイメージから想像しなかったことが出てくると、意外!という言葉が必ず出てくる。

それこそがまさに、イメージの中で生かされてきたその人だと思っている。

意外ではないんだ。
それがその人にとっての一部であり、その人なのである。

だけど言ってしまう「意外」。

こういう風に書いてる自分も
イメージの中で人を見ていたりする。

最初からいるはずのないモンスターは
あまりに大きくなりすぎると
そのモンスターでいなきゃいけない息苦しさが、少なからず誰かにはあるはず。

メレンゲのカメレオンという曲は
こういうことを思って作ったんじゃないかと思っています。

誰かが作った僕のモンスターは
人によっては七色にも見える。

最後は七色の服を脱ぎ捨てて
本当の自分に戻るといったストーリー。


朝 目が覚めて すべて夢だった
急いでカーテンを開け 僕は外に出る