見出し画像

本棚から1冊抜き取る。

「反芸術アンパン」 赤瀬川原平

変な大人シリーズではないですが、この人も変わってたんだろうなという人。何でもありの前衛芸術の全盛期のお話だったり。

僕は変な人が好きなのかもしれない。変な人の定義は曖昧ですが、僕の中では「養老天命反転地」みたいな人です。小学生の時に訪れた時の衝撃たるや。
「世間はこれを許すのか!意味が分からない!」
この人もそんな感情を想起させます。

大人はみんなしっかりしていて、無駄なことなどしないんだろうという思い込みが強かったんでしょうね。社会に出て分かりましたが、大人ってどこにもいない。大人になれば急に大人らしく振舞えるもんだと思ってましたが、あんまり関係ない。年寄でも子供みたいなやつもいれば大人びた子供もいるし。

大人と子供ってくくりは正しくないのかもしれない。「子供と子供+α」ってのがいいとこなのかと思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?