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【監督視点】2023レノファレディース選手紹介

2022シーズン最終戦から早4ヶ月半。
2023シーズンの初陣まで1週間を切りました。

今季は新たな選手を4人迎え、無事シーズンが始められることに感謝しています。

これまでレノファレディースの試合を観戦された方も多くいらっしゃるでしょうし、まだ1度も観たことない方も多くいらっしゃるでしょう。

そんな全ての方に向けて、少しでも興味が増すような、そして推し選手ができるキッカケになって頂ければと思い、私視点からの計19選手を紹介していきます。

ぜひ感じたイメージを試合会場で確かめて頂きたいと思います。

選手紹介

では背番号順に。

No.2 DF 磯田尭那

岡山県出身、そして徳山大学出身のSBです。
今季は副キャプテン、そしてポジティブエナジャイザーというチームにとって、欠かせない2つの役割を担ってくれています。

豊富な運動量と対人を武器とした「THE・サイドバック」のようなプレースタイルです。あまり攻撃に参加できないような試合展開になると、少し不機嫌になります。(笑)

お茶目なキャラクターは皆んなから愛され、そこにいるだけで周りが自然と笑顔になります。まさにポジティブエナジー。

現在は昨年10月に負傷した大怪我を乗り越え、日々リハビリに励んでいます。
まだプレーをお見せできる機会は先になりそうですが、必ずや今季また輝きを取り戻してくれるでしょう。

No.3 DF 吉村優李

下関市出身、同じく徳山大学出身のCBです。

昨季開幕戦後に負った前十字靭帯損傷という大怪我から戻ってきました。

CBらしい対人の強さを軸に、カバーリングでも本能的な動きを見せます。

こちらもお茶目で天然なキャラクターは皆んなからイジられ、愛され、チームのムードメーカー的存在です。

昨季リハビリに費やした時間の分、今季に掛ける想いは人一倍大きいはずです。
その想いを存分にピッチで表現してくれることを期待しています。

No.4 MF 芳原佳菜絵(新加入)

新加入選手1人目。神奈川県出身のアタッカーです。

昨季のなでしこリーグ入替戦予選大会を現地で観戦し、入団を決めてくれました。

優しい性格に合わせた、優しいボールタッチから、味方とのコンビネーションでゴールに向かっていきます。
高身長を武器にして、セットプレーの攻守において貢献してくれることも期待します。

合流して間も無いため、キャラを引き出せていません。
ただ、色々と潜めていそうな気配はあるので、少しずつアプローチしていきます。(笑)

No.5 DF 大賀伶那

岡山県出身、作陽トリオの内の1人です。

今季のチームキャプテンです。
キャプテンは選手・スタッフ全員の投票で決まるのですが、その通りに皆んなからの信頼は厚いです。

競り合いに強く、利き足ではない左足から繰り出される、ロングフィードと縦パスが特徴のCBです。

誰よりも練習場に早く来て、いつもチームの用具を準備をしてくれています。
そんな背中で見せてくれるキャプテンに、ついていかない訳がないです。

チーム1の大人な性格ですが、意外に恥ずかしがり屋で、表に出るのは苦手らしいので、そこらへんはお許しください。(笑)

No.6 MF 岡樹(新加入)

萩市出身、愛知東邦大学出身のボランチです。
柳ヶ浦高校時代はNo.18 浅田梨花の2つ下の後輩です。
浅田曰く、問題児だったそうです。(一切面影はありませんが…)

ピッチ外での屈託のない笑顔も、ピッチに入るとガラッと変わります。

小柄な体格からは想像できないボール奪取とカバーリング能力。
そして、一番の武器は運動量。
Side to Side,Box to Boxであらゆるところに顔を出してくれます。

こちらもまだまだ引き出せてはいませんが、既にイジられキャラの匂いがすごいので、皆さんドンドン話掛けてあげてください。(笑)

No.7 MF 伊藤さくら

山口市秋穂出身、作陽トリオの1人でNo.5 大賀伶那と同級生。
レノファ山口アカデミー前身である、レオーネ山口出身でもあります。
一昨日(4/1)に誕生日を迎えました!

この選手に関しては、一度プレーを現地で観て頂いた方が早いと思います。(笑)

ドリブル大好き、シュート大好きの超攻撃的プレーヤーです。
昨季までは主にボランチで出場することが多くありましたが、今季はアタッカーでその大好きな攻撃的プレーを思う存分に発揮してくれることでしょう。

サッカーに対しての情熱が深く、ストイックです。
ストイックすぎる程で怪我が心配になる時もあります。
その情熱を程良くして、1シーズン通して怪我なく結果を追い求めて欲しいです。

No.8 MF 阿南美里

おとなり北九州市出身、徳山大学出身のMFです。

利き足とは逆の左足から繰り出されるクロスが特徴的なプレーヤー。
強い相手に対してゴールを決めるイメージが個人的にはあります。(笑)

おっとりした見た目とは裏腹に相当な負けず嫌いな性格です。

苦手だったプレッシングもチャレンジしてくれていて、レノファらしく高強度な守備のスイッチになってくれることも期待しています!

No.9 FW 福本純子

神奈川県出身、今季の選手会長です。
昨季、約4年ぶりにレノファレディースへ帰ってきてくれました。

ただチームを引っ張る・まとめるだけでなく、皆んなの意見を聞いてベストな選択をしてくれる、橋渡し的な役割を担ってくれています。

マルチなポジションをこなし、試合中でも積極的なコミュニケーションでチームへ貢献してくれています。

ただ、本人もファン・サポーターも求めているのは結果。
昨季は揺らせなかったゴールネットを、1回のみならず、幾度も揺らしてくれることを期待しています。

No.11 FW 中丸花凜(新加入)

こちらも新加入選手。周南市出身、周南公立大学(旧徳山大学)の下部組織から鳳凰高校出身です。
名前の読み方は「はなり」です。よく「かりん」と間違われるそうなので、ご注意を。

相手ペナルティエリア付近での駆け引きたっぷりのドリブルが魅力的です。
ワクワクするようなボールタッチから突破を試みます。

線の細さ以上に球際も結構強く、守備でも貢献してくれるでしょう。

19歳とは思えない大人びた真面目な性格ですが、弾けたらきっと面白い人間性を持っていると思います。(笑)

No.13 MF 西山ひとみ(新加入)

下関市生まれ、作陽トリオの最年少です。
昨季対戦相手(ソルフィオーレFC)にいた選手が今季は味方にいるのが心強い限りです。

SBやアタッカー、FWなど複数のポジションでプレーができる器用な選手です。
どのポジションにいても攻撃的な姿勢は変わらず、サッカーIQも高いです。

社会人1年目。初の一人暮らし。免許取り立て。(笑)
と、初めてだらけのシーズンとなりますが、皆さんも一緒に支えてください。

No.14 MF 石原桜(U-18)

U-18所属の高校3年生です。防府市出身。生まれは大阪らしいです。
昨季も中国リーグに幾度も出場していましたので、見覚えのある方もいらっしゃるかと思います。

ボール捌きが得意で、止める・蹴る・ターンするをそつなくこなします。
同じポジションの選手の中でも、求められているタスクの理解はハイレベルだと思います。

また、若さ故の吸収力が高く、何気なく伝えた課題を、次見たときにはサラッとクリアしていることが多く、驚きます。

もちろん中身は普通の女子高生なので、ジェネレーションギャップをしばしば感じます。(笑)

No.16 MF 沖口琉華(U-18)

U-18所属の中学3年生。山口市出身です。
出場はありませんでしたが、昨季入替戦予選大会に帯同した選手です。

相手との駆け引きが上手く、少しプレッシャーを感じてもボールを奪われずに前を向くことができます。運動量も豊富で、大人よりも走れます。
小柄な体格が故に、パワーで押し負けることも多々ありますが、
絶賛伸びしろ真っ盛りの時期なので、ドンドンと成長する姿を見守ってください!

No.17 MF 栢原七海

防府市出身。レノファレディースU-18・東海大熊本星翔高校出身です。

この選手の特徴は何と言ってもスピードです。
少々アバウトなボールでも、相手をグングンと抜き去り、マイボールにします。
最近は相手との駆け引きの中で、驚くような1stタッチでターンして突破します。

性格はチーム1のど天然。会話が噛み合わないことがあります。というか、その方が多いです。(笑)

不思議と人を惹きつける能力があり、圧倒的に年下のU-18の選手から友達のように話しかけられています。(笑)
ただ、それも彼女の親しみ易さで長所です。

今季はより多くの出場機会を掴んで、ゴールという結果を期待したいです。

No.18 FW 浅田梨花

平生町出身。昨季4年ぶりにレノファレディースへ帰ってきてくれました。
今季はポジティブエナジャイザーの1人でもあります。

ゴールと勝利への野心は誰よりも強い。
少し難しい状況でも強引にゴールへチャレンジします。
まさにストライカー気質です。

苦手としていた守備にもチャレンジしてくれて、チームを引き締め、強く引っ張っていくコーチングも彼女の特徴です。

一方、ピッチを出ると、すぐ調子に乗る子供のような性格。(笑)
今季は調子だけでなく、ゴールの波に乗って欲しいと思います。

No.20 MF 津永佳琳

下関市出身。山梨大学出身です。

ヴィアティン三重で一度引退しましたが、地元・山口県のためにという想いで昨季現役復帰してくれました。

ボール奪取能力が非常に高いのと、競り合いに対して滅法強いです。
その姿からは常々、「競り合いの強さ≠身長の高さ」を感じさせてくれます。
相手の攻撃の芽をサクサク摘んで、攻撃へと繋げます。

何だか抜けているフワッとした性格が皆んなから愛されている、個性の強い選手です。

No.21 MF 並木愛子

もう説明不要でしょう。(笑)
言わずと知れたレノファレディースの象徴です。

在籍7年目。
どんなに苦しい時でも、レディース存続のためにレノファに残ってくれました。
「彼女がいるから応援する」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

チーム事情でGKも含めた様々なポジションに置かれる時間が長くありましたが、今季はSBとして新たな境地に突入したのではないかと思います。
味方と繋がった流動的なポジショニングで、攻撃のキッカケ作りに貢献してくれることを期待しています。

No.23 GK 大宮司晴菜

北海道出身。昨季夏に加入したレノファレディースの守護神です。

愛称は「だいちゃん」。
優しすぎる性格から出る親しみ易さから、どんなに年下でも「だいちゃん」と呼ばれます。「だい"さん"」とは呼ばれません。(笑)

彼女の武器は何と言ってもセービング。
持ち味の反応の良さで、何度救われたことか。
今季も何度もチームを救ってくれることを期待し、苦手なプレーをも克服してくれることを信じています。

No.25 DF 山本芽依

瀬戸内のハワイ・周防大島町出身です。熊毛南コンビの1人です。

CBらしく対人にかなりの強さを持ちながら、最終ラインから常に前線へのアシストを狙い澄ますプレーヤーです。
試合になると、別人のように表情が変わります。怖いです。(笑)

イジられ・愛されキャラで常にツッコんでます。

まだまだ世間を知らないせいか、会話が全く噛み合いません。
No.17 栢原七海を超える噛み合わなさです。(笑)

今季はチームを守備で支え、そして大人として成長してくれることを期待しています。

No.38 MF 永野春風

下関市出身。熊毛南コンビの相方です。

昨季はFPだけでなく、経験を生かしGKとしても貢献してくれました。

柔らかいボールタッチと、意表を突いた配球を武器に、中盤でチャンスメイクを試みます。
日々、周りから吸収しようと勉強する姿勢を貫き、サッカー理解に励んでいます。

プレーだけでなく、チームを支える役割を自ら買う姿を見ていると、それが結果に結びついて欲しいと願うばかりです。

開幕戦

想定より長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでもレノファレディースへの愛が深まってくれたら、何よりです。

さあ、2023シーズンのスタートはもう目の前です。

今季は声出し応援も解禁されました。
より多くの方と「やまぐち一番」を踊りたいと思います。

ぜひ試合会場で熱いご声援を宜しくお願いします!

レノファレディース2023開幕戦
4月9日(日) 13:00 KICK OFF
vs吉備国際大学Charme岡山高梁 Defi
@山口きらら博記念公園スポーツ広場


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