ピアノウィーク無事に閉幕しました

 4月1日から6日の約1週間に行われた「ピアノウィーク」が盛況のうちに閉幕しました。
 なんだろう。あまり出会ったことのなかった概念。参加した方全員が生き生きしていたなぁ。
「自分が納得する」ということが何よりも尊重されていて、萎縮がないのが本当に素晴らしかった。
先生のキャラクターもあるだろうけれど、国の違いも大きいのかな。
さっぱりとした雰囲気で、私自身も遠慮なくすべてをさらけ出したくなる気持ちになり、「ねぇねぇ、聞いて」と、身の上話をするかのようにピアノを弾きたくなる、そんな会でした。

 当教室生は、1日コース1名と、特別に用意された1時間の体験レッスンを2名が受講しました。でも、たった一度の1時間レッスンではなかなか得ることができないことがある、ということをしみじみ感じ、1日コースや、ハーフタイム(数日間)、フルタイム(1週間)とプチ留学のようなカリキュラムがあることにも納得。来日の講師の方々と、また、受講生方と少しでも長く一緒の時間を過ごすことが何よりも大切だなと感じました。

 「6年前に音楽フェスティバルが初めて開催されて以来、卓越性、親しみやすさ、音楽への情熱、そして想像力がピアノ・ウィークのDNAを形作ってきました。年齢や能力を問わず、あらゆるピアニストたちに対して広く門戸を開き、コンサートピアニストや一流の教育者による世界クラスの授業を参加者に提供することで、インスピレーションを掻き立てるミュージシャンや音楽愛好家、ピアノ愛好家等のコミュニティーが世界中に瞬く間に広がりました。」と、インフォメーションにはあり、体験するまではあまりイメージできないこともあるかと思いますが、なぜかというと、「ピアノウィーク」のような、国際的で非常に質の高いレベルにありながら、親しみやすいピアノアカデミーが、日本にあまりない気がしているのです。 来年はゴールデンウィーク期間に開催とのこと。また講師の方々が来日されるのを楽しみにしています。

↑  教室の生徒さんが受講しました☆彡ブリュトナーアーティストの根岸由起さんにレッスンしていただき、上の写真はその様子


 4月4日には、スタインウェイ東京にて「ピアノウィーク」PRイベント。
開演前にこのアカデミー関係者に向け、店内の非公開部分の見学ツアーがありました。写真の様子は自動演奏「Spirio」を視聴したときのもの。スタインウェイアーティストで今回アカデミーの来日講師でもある井尻愛紗さんの録音を聞きました。しかも井尻さんのガイドで。なんて贅沢なのでしょうか。自動演奏に記録された方とご縁があるのは(しかも私の先輩!)、私にとっては人生で最初で最後かもしれません。

 


 最後の写真は、スタインウェイ東京にてPRイベントに関わったメンバーで記念撮影  ↓

 主催でディレクターのサマンサ・ウォードさんはにこやかで素晴らしい方でした。旦那様にあたるマチェックさん(左から3番目)もハンサムなピアニストです。
そしてやはり4名の来日の先生方皆さま音の立ち上がりが素晴らしく美しい音を拝聴することができました。良い音を聴くとそれだけで腕が上がります。「音を聴かせて耳で学ぶ」アカデミー、この素晴らしかった1週間を見習って私の教室でもそのような特徴を出していきたいなと思います。

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