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理学療法士の転職について|転職する人の立場から


こんにちは!

横浜のパーソナルトレーニングジム・コンディショニングサロン代表の青木です!

最近相談をよく受けますので、自分なりの見解を載せておきたいと思います。

臨床経験11年ですが、体験した職場が4つ

非常勤で関わっていたところ、所属団体なども含めると

9つほど経験しました。

おそらくですが、こんなに様々なところを経験している人はいなかろうと思い、少し書いてみたいと思います。

おそらく、こちらの記事を見ている方は、

・色んな現場をみてみたい

・様々な患者様を担当してみたい

・違う知識を持ったセラピストをみてみたい

・給料を上げたい

・人間関係・労働時間などから働く環境を変えたい

という、ポジティブな意見もあれば、ネガティブな意見もあると思います。


それなりの想いがあったり、だれにも相談できなかったりすると思います。


お一人で悩むのが一番カラダに悪いので、

お気軽にご相談くださいね!


<簡単な自己紹介>

名前:青木涼平

経験:理学療法士11年目、トレーナー歴11年目

現在はパーソナルトレーニングジム・コンディショニングサロンの代表

<勤務歴>

2009年:

東海大学医学部付属大磯病院勤務、東海大学スポーツ医科学センター

2014年:

二宮しおみクリニック科長

通所施設立ち上げ、施設長兼務

2014年:

Dr.KAKUKOスポーツクリニック 室長

2016年:

お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック フロア長

この他にも、スポーツ障害予防ボランティア団体、地域クリニック、オリンピック強化スタッフ、体操施設など経験しています。


<転職についての自分の意見>

私は転職については大賛成です!

学んできたことを生かすため、

違う組織は違う組織の考え方、在り方、経営者の想い、会社の理念

こういったものに触れるには変えるしかありません。

またたくさんの仲間を増やすことが出来ます。

ドラゴンクエスト

ワンピース

状態です。

(世代違う人すいません・・・)


結婚して独身の時と違い、守るものが出来る。

お金を一時的に貯めて、進学する、留学する。

様々な人を見てきました。


また、ストレスで体調を崩したり、

人間関係がぎくしゃくしてしまう、

というのもあります。

当たり前です。

そんなものがない職場は誰かが全力でカバーしているか、我慢しているか、

とんでもなく最高な職場!!

かの2択です。

(グーグルとか圧倒的後者だと思います。。。)


専門家は技術が大事です。

技術や知識があればどこでも働ける!

と言われていましたが本当でしょうか?


セラピストの数はどの業界も右肩上がり、

人口については2030年問題がある。

働きたいところで働けるのか?



はっきり言いますと、おそらく難しいと思います。

だんだんと流動性が失われ、動かなくなる。

動いても希望は通らない・・・

これまでの仲間をみてきた流れですと、こうなると思います。


例えば大学病院は欠員が出れば補充です。

欠員が出なければ入れません。

福利厚生がいいです。お給料もいいです。

流動性はありますか?


粘りすぎると後に引けなくなるかもしれないです・・・

<転職をするときのコツ>

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狭い世界です。

色んな転職サイトがありますが、

だいたいどこにいっても知り合いの知り合いが働いていることが多いです。

まずは情報収集をしましょう!

働く環境(場所・時間)、人間関係、福利厚生、お給料などなど

隣の芝は青く見えるので、客観的に考えますしょう。

出来れば、友人でも家族でも感情含めず客観的に話してみてください。

冷静に。


大学病院や総合病院など制度がきちんとしているところは規定があり決まっているので、なんとも言えないですが、

個人の先生がやっていらっしゃるところは、

「前年度の源泉徴収」、「実績」はきちんと伝えてください。

きちんと「希望額」も伝えてください。

『配慮』してくださる先生は多いです。


<転職で給料は上がるのか>


多分、ここが一番気になっている人は多いと思います。

簡単にいいますと、

上げたいなら、上がるところを選ぶしかない!

ただ、今より下がってもやりがい(やりたい分野の先生の門下を叩く)をとる人も多いです。

私は基本下がって上がる、下がって上がるを繰り返していました。

年収推移

だいたいこんな感じです。

大学病院でずっと働いていると、オレンジの線のようにいくと思います。

灰色線は一般病院ですね。(友人聴取)

途中昇給なども含めると若干上がると思いますが、わかりやすくするために少し補正してます。

<転職をするべきか>

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何を求めるか

に尽きると思います。

例えば、

膝専門の病院は膝の患者様が多いです。

投球肩が見たいという希望があっても、医師の専門が基本患者層です。


足の専門の先生には足の疾患が集まり、

脊柱専門の先生には脊柱系の疾患があつまります。


様々な治療技術があるので、学ぶたびに実践したい!!

と思うのは専門家としてあたりまえだと思います。


私は様々な施設にいくことで、ヒトが経験していないようなことをたくさん経験しました。

特徴的な病態であったり、特殊な治療技術を持つ素晴らしい仲間など。


しかしながら、安定は衰退

だったりします。

不安定であったとしても着実に前には進みます。


しかしながら、

今よりお給料を上げたい人は、上がるところを早急に探しましょう!

今の病院の規定では〇年後にいくら

はわかると思います。

技術があっても技術の評価は難しいですし、

同じところにいてお給料はあがりませんよ!


最後に

私は、海外のような理学療法士の働き方は日本では制度的に無理だと思っていますが、プライマリとしての受け入れはいいのではないかと思っています。

(完全に自費の契約ですが、)


ちょっとした症状で病院に行っては医師がとても大変。保険料も大変。

本来やるべき仕事に注力できなかったりでそれは違うだろうと。


明らかにこれはダメだよね!というレッドフラッグは問診でわかります。

しかし、特に病名もつかないような状態やカラダを健康に保つためには、フィットネス、エクササイズ、トレーニングが基本となります。


近年クリニックでトレーニング・フィットネスがきっかけで来院される人が増えました。

健康のためにやり始めたトレーニングでケガをしていたら本末転倒。


なので、カラダをきちんと学んだ国家資格保有者がトレーナーとして正しい情報を提供すべく世に多く出て行ってほしいのです。


そんな人たちを増やすべく今年横浜にパーソナルトレーニング・コンディショニングジムを開設しました。

同志を集め実現させていきたい。


最後に思いを書いてしまいました。

何かわからないことがあれば、お気軽にご連絡ください!

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https://strength-conditioning.yokohama/


いただいたサポートは施設備品に使わせていただきます!