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【講義一日目No.4】ジュエリー店員の立場

店員さんといえば、立場上のこともあります。消費者から見れば高級な良いイメージのジュエリー店も、営利を目的としたひとつの会社であります。

当然、売上を上げなければなりませんので、「売りたい」という“立場”にいます。もちろん、これは善い悪いではなく健全な立場上の現実があります。

会社によって無論さまざまですが、オープン前に朝礼を行い日々のノルマを大声で連呼しているところや、そのノルマを店員である“個人”に設定しているところ、あるいは売上の○○%が歩合として給料に足される奨励制度があったりします。

改めて言うとこれもそれぞれの立場上健全なものであり、わざわざここで言うまでもありません。

ただ、こういった環境の中に店員さんがいることは再認識して良いと思うのです。

あえて露骨に言いますと、「売上げを第一目的にしている店員さん」「お客さんの要望を第一目的にしている店員さん」と両方いるということです。

これらのことから、4Cのことも店員さんに聞けば詳細に教えてくれるはずですが、特に価格との兼ね合いになると店員さんだからといってすべてを鵜呑みにしては、スマートなお買い物とは言えないでしょう。

店員さんの口から発する言葉が「お客さんの質問・要望に応えるための言葉」なのか、それとも「お客さんに少しでも高いものを買ってもらうためのセールストーク」なのか――。

それではそろそろ、先の順序に沿って「ジュエリー店の店員さんが教えてはくれない4Cの見方」を解説していきたいと思います。


■次回の講義は下記よりお進みください。

【講義一日目No.5】店員さんが教えてくれない4C、ひとつ目は重さ

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