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強くなりたい『ファイティングガール』

Y2K神ドラマ『ファイティングガール』の好きなシーンについて書き殴りました!

センター街を駆け抜ける深キョン

渋谷109でアパレル店員として働いていた主人公・小夜子(深キョン)が、店で万引きした客と渋谷の街を駆け抜けるシーン。

浜崎あゆみ『君に〜もし〜翼がぁ〜(タイトル忘れた)』Janet Jackson『All For You』など当時流行ってた音楽が洋楽・邦楽問わず流れて印象的だった。

小夜子が働いていたアパレル店『BLUE MOON BLUE』は、実際に雑誌などにも掲載される人気ブランドだった。

さらに別のシーンでは、カリスマ店員として有名なEGOISTの中根麗子さんが台詞つきで出演されていた!!!!このシーンは地味に上がった😭moussyの森本容子さんも確か映ってた気がする。

こういう細かい設定にもリアルなギャル文化が反映されていて、こだわりを感じるドラマだったな〜


ガチの取っ組み合い

小夜子と元(坂口憲二)が砂浜でガチの取っ組み合いをするシーン。

冷静に考えたら男女で殴り合うとかありえないしアウトなんだけど、まるでヤンキー漫画の喧嘩みたいに描かれていたり、しかも小夜子が優勢だったりと、色々有り得な過ぎて「何を見せられてるんだ…」って気になった。

さらにあり得ないのが、小夜子がその夜ひとりで海辺で野宿したこと!個人的にはこっちの方がヒヤヒヤした😱

一方で印象的だったのが、坂口憲二を突き飛ばし「私は、、、絶対に負けないんだから!!!!」物凄い勢いで睨みつける深キョンの目…なんか切ない気持ちになった。

野村宏伸とは何だったのか?

「ブランドを立ち上げないか?金は出すから」のあしながおじさんムーブで登場した野村宏伸。

小夜子のセンスや才能は多分本気で買っており、セクハラしたり口説いたりすることもなく終始紳士的な振る舞いであった。


が、100%下心がないとも言い切れないモヤモヤする部分も。店長(板谷由香)とも何かしらあった雰囲気。悪役とも善人とも言い切れない不思議な存在感。

結局、ブランド立ち上げの話は頓挫し、小夜子は「用意された椅子」に座るのではなく、自分で居場所を作ることを選んだ訳だけど。

平山綾「私だって、傷付いてみたいよ」

小夜子の妹で視覚障害をもつ冬実(平山あや)。小夜子をはじめ父親や周りの大人からとにかく大事に、ちょっと過保護に育てられてきた。

そんな冬実が工場の従業員・土屋と恋に落ち、工場長の父親にバレてクビにされたり、駆け落ちを試みたりと一悶着。

その時の冬実のセリフ「私だって、傷付きたいよ!!!」

障害のことで周りの大人から庇護され生きてきた冬実。

そんな彼女の"自分の人生を主体的に生きたい"という心の叫び。本来ならば、傷付くことすらも彼女の自由であるはずだ。

「冬実のことは私が育てたと思ってたけど、どうやら依存してたのは私の方だったみたい」

母親のいない父子家庭で、姉として冬実の面倒を見てきた小夜子のセリフも印象的だった。


そのほかにも…

小夜子の着メロがマドンナ/La is la bonita 

勝村政信×坂口憲二のブラザーフッド

ユンソナの素晴らしい歌声

まだまだ語りたいことが沢山ありますが、長くなるのでこの辺で〜!






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