2023.09.19

9月某日
咲々木瞳さんのラジオを聞きながら駅まで歩く。残り数回になってしまったけど、なんとか続いて欲しいな。白砂さんといい、咲々木さんといい、日常の話に少しのおもしろを添えてフリートークしてくれるのが本当に嬉しい。白砂さんは独特の言語感覚におもろさがあったけど、咲々木さんはシンプルに思考とできことが面白い。素敵なラジオだと思います。
ジャンプは電車の中で半分眠りながら読んだので正直あんまり覚えていないけど新連載が面白かった(気がする)。ただ、正直俺はもうラブコメと日常にしか興味がわかず王道ファンタジーものに食指が動かないのでジャンプがシンプルに向いてないのかもしれん。アオのハコは本当に良くなくてウケた。ヘイト役のキャラが雑すぎる。
労働は他の社員が全員外出していたため社にひとりだった。やらなあかんこともあったが、上の人の確認が必要な案件だったので確認中です!と返信をし、ひたすらにサボった。
帰宅して、moppさん・よしのりさん・なまこさんと麻雀。こうやってみなさんと麻雀をやるのははじめてで楽しかった。ただ、私が麻雀初心者すぎて脳のリソースを麻雀に割きまくってしまい、色々とお話したことがあったのにあんまり話せずだった。また遊んで欲しいですわ◎
寝る前に蓮の2年生配信をチェック。正直、2年生の昔話を聞きたかった気持ちがめちゃくちゃあったし、慈と梢のやり合いを見たかった。だから、これが見たかったんです!と満足はしていないが、とても穏やかな気持ちにはなれた。この時間は永遠ではないから蓮ノ空女学院スクールアイドル部をはじめとする全人類のみなさんが楽しくあり続けられると良いな。
最近はずっと綴理のことばかりを考えている。慈と沙知先輩が部を去り、自分よりも深いところで溺れている梢が隣にいるなかでどんなことを思っていたのだろうか。梢が花帆に救われてスクールアイドルになれたのを目の当たりにしたときに綴理はどんな気持ちだったのだろうか。”つづこず”否定論者ではあったけど、最近のマインドとして”つづこず”はあんまり簡単にイジって良いものではないな…と警戒している。多分語られることはないが、ラブライブの予選が終わった年末から103期生が入学する4月までの間の空白の約3ヶ月のことが本当に気になる。

9月某日 
長江里加さんのラジオを聞きながら駅まで歩く。はじめて聞いたけどめちゃくちゃ丁度良いラジオだなって思った。聞いても聞かなくても問題がないというか。あるとちょっと嬉しい気持ちにさせてくれるラジオのことを大切にしたいな。もう多分オレにとっての賢ラジみたいなラジオは現れないと思うから。電車に乗って麻雀をやりながら鈴原希実さんのラジオと魔女のフローラジオ(長谷川育美&七瀬彩夏)を聞いた。鈴原さんは相変わらずに萌え萌えがすぎるけど、萌えオンナ特有のボケ感というかズレを感じることはなくてやっぱり聞きやすい。フローラジオは長谷川が可愛いって言われるとやっぱり嬉しいと言っていてヤバめの笑顔になった。やっぱりそうなんだな。人の容姿を評価したくねぇ~って思ってるけど言った方が良いらしいです。あと、長谷川の梅干しは米に合わないという主張を聞くとやっぱり嬉しくなる。なんでやろな。
労働は担当者が私になってからのはじめてのトラブル。色々対応がめんどくさいし相手のスタンス的に折れることはないだろうなと思いつつもこちらも折れるわけにはいかないのでなんとか落とし所を探っていきたい。夜は先輩の送別会。久しぶりにお酒を飲んだらビール2杯でキツくなり、トイレで嘔吐しまくりんぐ♪酒、一生飲みません。
帰りながら声豚ラジオを聞いた。ごちまるさんはそもそもFFですらなかったけど、凄くお話が聞きやすい方だなと思った。よしおさんとごちまるさんの絡みがアニラジ第一回目っぽい距離感で本当に嬉しかった。お互いの呼び方とか決めたらどうですか?とコメントしようかと思ったが、流石にライン超えな気がしてやめた。本業の方にこんなことを言うのはおこがましいけど、ろるぴさんは聞き役が本当に上手すぎるし話の広げ方が上手すぎる。声豚本編にも出てみたいがいずれは声豚ラジオにも出てみたいので話芸を頑張っていきたい(そうか?)

9月某日
現実主義~のラジオを聞きながら駅まで。相変わらずのちょうど良いしょうもなさで聞きやすい。男女ペアって簡単に燃えるから相当な年齢差とか既婚者がいないと遠慮しまくってあんまり面白くないよな~と思っていたけど宮瀬くんはラジオを知らな過ぎてその辺りの配慮がないから、宮瀬・涼本の熱心なオタクではない私からすると結構おもしろく聞ける。熱心なオタクは無限にヒリつきそうだけど。
労働は……。クライアントと無限喧嘩編。なんというか折衷案を考えてお互いに折れないと丸くはならなそうだけど、まだ納期も余裕があるから引き続き喧嘩をよろしくやっている。向こうはわりと直接的な言葉で攻撃をしてくるんだけど、私は怒ってないですよ~みたいな顔しながらずっと皮肉を言っているので俺の方が害悪だよな……。傷つけるための言葉を言われても、こいつは傷つけようとしているなと冷静になれるから特に精神的な疲弊はないです。ちょっと様子見しつつですね。
最近は本当に夕霧綴理のことばかりを考えている2。「あなたは夕霧綴理であってスクールアイドルではない」。私はこの言葉は沙知先輩からの言葉だと思っている。そして、綴理が誤読しており、沙知先輩は額面通りの意味を伝えたかったわけではないのかな?とも思っている(全部妄想です)。まあこのスクールアイドルとはなんなのか問題は各々が勝手に見つけるしかない(例えば慈の踊らないスクールアイドルが居ても良いと思うけどそれは私がなりたいスクールアイドルではない的な話)。結局、綴理がどんなスクールアイドルになりたいのか、なんのためにスクールアイドルをやっているのか的な話が微妙に描かれていないのでその辺もいい感じに描写して欲しいな。9月の活動記録何やるのかな。非常に楽しみやね。
帰宅したら母親が誕生日ケーキを用意してくれていたので二人で食べた。父親は阪神が本当に”アレ”するかもしれないと考えたら喉に物が通らないと飯も食わなかったらしい。ウケる。母親がここのケーキはお前の大学卒業祝いの時と同じ店のやつだけど、やっぱり美味しいねと言っていたが正直大学卒業のタイミングでケーキを買ってもらったことなどさっぱり覚えていなかった。これは食べ物に対する意識の低さよりも薄情さが勝っているように感じてちょっと申し訳ない気持ちになった。箱の中に4つケーキがあるなかでモンブランを選んだ。俺が本当の食べたいものはモンブランなのかはわからなかった。
寝る前に夢見る~の新譜チェック。夏川を深堀しないままサブヒロイン編に突入したから夏川の構ってくれなくて寂しいという気持ちに微妙に寄り添えなくて盛り上がりにかけてはいるんだけど、芦田圭というオンナが萌え萌えすぎて全てがどうでも良くなっている節はある。色んなサブヒロインが出てきてさじょっちに好意を向けているにはいるが、そのバランスが絶妙でとても嬉しい。全サブヒロインがさじょっちのことを好きではあるんだけど、その好きが恋愛のカタチをしていなくて、でも恋愛のカタチになる可能性も全然ある。ラブコメの醍醐味はサブヒロインの退場の仕方だと思っているのでこの先の話もやって欲しいな。

9月某日
母親が休みだったのでお願いして朝食を作ってもらった。トーストに目玉焼きにベーコン。大変ありがたい。
ぼっちざらじお千本木ゲスト回を聞きながら駅へ。かげき・ほざろ・転天・天国大魔境など好きなアニメでとても好きな芝居をしており、この人で頑張りたいと思ってwikiを読んだら配偶者が同業者でそっとブラウザバックしたあの日を思い出して漏れはまだまだオタクとして戦えるんや……と勇気になった。勇気?前に野村さんが結婚したらどうするん?と問われたときに野村が夏吉以外の人類とよろしくやるのが本当に許せなくなってしまうと思うと答えたら本当のドン引きをされたことを思い出した。忘れたままにしておきたかった。
仕事終わりに中学同期に連絡をして夜の九十九里に連れて行ってもらった。海辺には人工的な灯りがひとつもなくて星が綺麗だった。前にダウ90000の公演を見に行った時に彼女役の人が彼氏のグチとして、彼氏はよく私を天体観測に誘って長野の山奥に連れってくれるけど、星座について詳しくないのが意味わからない。そんだけ天体観測に連れていくなら星について詳しくあれよって言っていたのを思い出した。その時に、私は笑ってしまったけど、九十九里で星を見ていたら星と星の連なりなんかどうでもよくて、この星々のきらめきを好きな人と一緒にただ見ていたかったんだろうな……と数年の時を超えて彼の思考を理解してしまった。星は別に美しく輝こうとしてなくて、ただ照らされているだけで。結局、美しいものなんてこの世にはひとつもなくて、ただそこにあるだけのものを個々人が勝手に美しさを見出してるだけなんだろうな…とぼんやりと思った。私は残りの人生でどれだけの美しいものを見出していけるのだろうか。

9月某日
亀戸の労働相談センターに。漏れの会社で起きている事実を客観的に見たときに異常な状態なのかがわからなかったので相談に行った。担当者のひとに洗いざらい話をしたら、私も長年この仕事をやっているけどそんな話は聞いたことがないですよと言われて、やっぱり異常事態が発生しているんだなと思った。相談できて良かった。
池袋に移動して「アリスとテレスのまぼろしの工場」を見た。面白いですか?と聞かれたらうなずくことはできなけど、好きですか?と聞かれたらうなずける作品だった。私は恋と愛のファンなんだけど、この作品世界において恋が若者の特権になっていなかったし、愛が成熟した立場の人間の特権になっていないところが本当に良かった。若者でも愛することはできるし、大人だって恋をしたって良いんだ。上田麗奈さんと久野美咲さんの芝居は相変わらずスゴかったし、俺は榎木くんが大好きだ。
池袋の喫茶店で仕事のメールを返したのち、さいたま新都心へ。次回の温声知新のゲストビール選定のため、さいたまスーパーアリーナで行われていたビールフェスに行った。漏れは温声知新の関係者ではなく、ただのファンなので、関係者ヅラしているド痛ファンくらいの感じです。集合時間を一時間間違えて早くついたため、横のショッピングモールを歩いていた。数珠のようなパワーストーンを売っているお店があり、店頭の一番目立つところに割引されたパワーストーンが陳列された。価格が高ければ高いほどパワーストーンに宿るパワーが強いとは思わないが、割引のパワーストーンにすがってしまうほどの人に対して商売をしているのってどんな気持ちなんだろうと素直に思ってしまった。
時間になり、漏れ・やまし・しぁさん、かりをさん、カルトの5人で突撃。Cocaさんはシンプルに遠すぎわろたwで不参加。pokobさんは仕事終わんなすぎわろたwで不参加でした。
ビールは美味かったしみんなとお話できて楽しかったけど、肝心のビールは決まらず。また、みんなで飲みに行けたら良いなって思った。

9月某日
朝起きたらdaramiyaさんからディスコで「起きろ。電車に乗れ」とDMが飛んできたので新幹線に乗って名古屋へ。3連休初日ということもあり新幹線はかなり混んでいたが、なんとか自由席の座席を死守できた。超高速移動しながら蓮の11話をチェック。10月の竜胆祭への布石みたいな話を挟むのか、シンプル萌え萌え1話完結話をやるのか、どうなんだろうと思っていたら後者だった。まだ1周しかできていないため、話の本筋を完全に掴めている感じはしていないが、萌え萌えで良かったね。花帆ちゃんが梢のことが大好きなのが本当に素晴らしい。
名古屋に到着して、咲々木瞳さんのラジオを聞きながら栄へ向かった。相変わらず名古屋駅の構造を理解できていないため、栄に電車で行くのに30分近くかかってしまった。異常者か?
腹がめちゃくちゃ減っていてこれじゃパーティーを楽しめそうにないな~と思ったのでJB’Sのすぐそこにある龍美という中華屋へ。店内に入ったことをツイートしたらしぁさんが来てくれて一緒に飯。さらにだらみゃさんも見かけたので合流。めちゃくちゃ美味いわけではないんだけど、ちょうど良さがあって嬉しい。
Full Voiceに参加。びっくりするくらい楽しかった。ムツキさんとかポタさんとかはじめましての方とも挨拶できて、温声知新チームとかだらみゃさんとかハーシーさんとか普段から遊んでる人たちともあえて、空間も快適でDJもVJも各々がガチのやっていき精神を元に最高のアクトをブチカマしていて、俺ってこういうパーティーが好きなんだな……と再確認できた。ただただ楽しくて、こんな時間が続けば良いなって思って、名古屋まで行って本当に良かったなと大満足した。いつか出してもらえるように細々と頑張っていきたいし、こんな素敵なパーティーをこれからも続けて欲しいと思った。
パーティー終わりに龍美にまた行って打ち上げ。メンツは、漏れ・カルト・しぁ・かりを・daramiya・pokob。いつだって声優とアニメの話は楽しいね。
新幹線に乗って地元に帰る。フルボイスが楽しくて、すぐに眠れそうな感じがしなかったので、中学同期を呼びだしてアリストテレスの話をダラっと。中学同期がかなり話したがっていた様子だったので、呼び出しをしたのだが、向こうがまだアリストテレスの話を消化しきれていない様子だったので、微妙な感じで終わった。まぁ、こういうこともあるよね。

9月某日
映画館バイト時代の友達に迷子と蓮を進めたら、めちゃくちゃにハマったんだけど感想を吐き出す相手がいないから助けてくれとHELPをもらったので西船橋のサイゼリヤで落ち合い、雑談。彼は物語の構造に感動するドチャクソメタ野郎ではあるのだが、今回は楽奈と綴理という天才肌の二人に感情を持っていかれたと言っており、改めてこの人とはタイプがあわないな~と面白かった。彼から蓮と迷子の良かった点と良くなかった点をたくさん話してもらい、漏れは蓮にはこんな楽しみ方もあるんすよってアテンドをした。気心知れた友達を話すのはやっぱり楽しい。

9月某日
ジュクボのえまちゃんだったりフルボイスでのにっしーさんがかけていた「365ワンダーランド」がめちゃくちゃ良かったので俺を好きなのはお前だけかよ(以下俺好き)をダラダラ見ていた。なんというか、うん、肌には合わないなって感じです。夕方に家を出て早見沙織さんのツアーファイナル東京公演に行った。早見さんのライブを見るのは今年の年始ぶりだったが、これがまぁ良かった。音響的な話をすると若干声がつぶれていたように思えなくもないが、あの規模間のライブだったら許容範囲だろう。
早見さんのライブはバンドセット+ストリングス隊の仕様。鳴っている音楽はめちゃくちゃデカくて壮大なのに歌っている内容が私たちのような市井の人々に寄り添ったもので、この二者間の果てしない距離に痺れたし、それをやりながら分裂させないチーム早見の手腕に唸った。ほとんどの楽曲にバンドアレンジがされていたが、原曲の良さを潰すことはなくひたすらに壮大なものやグルーヴィーな仕上がりになっており、本当に嬉しかった。私の隣の席にいた方がずっと小声で独り言をつぶやいていたし、他動していたりと落ち着きが一切ないタイプだった。手にサイリウムを持っていたのだが、それを振るリズムが鳴っている楽曲と全くあっておらず、聞いている音楽よりも自分のグルーヴを信じて心底楽しんでいる感じがめちゃくちゃにアツくてシビれた。終演後、誰もいないステージに向かった「はやみん、スタッフさん、ありがとうございました!!!!!!!」と絶叫していたが、それを聞いていた、中学生くらいの娘さんとお母さんらしきひとが「本当にそうよねぇ~」と同意していたのもまたアツかった。音楽を聴いて、その音楽にノらずに自分のグルーヴでたのしめるなら、この世の全てを楽しめるんだろうなた。
出口に向かって歩いていたらyakiyaっちから「ファミチキでも食わん?」という誘いが。や、もっと誘いかたあるやろ。yakiyaっちとお話しながら有楽町方面に向かって歩いた。yakiyaっちの真っすぐな早見さんのライブの感想は胸にささるものがあったし、音楽に感動した人間を目の前にしたときにどんな言葉で飾るのも野暮な感じがして、あんまり上手い返しができなかった気がする。別に反省とかではないです。あんまん、ごちそうさまでした。

9月某日
朝の定例会議で退職の意思を伝えた。なんというか、最後まで最悪だったなという印象が強い。多くは語らないが、ここまで無限に悪手を重ねることができるのは才能だと思う。私ももっと会社に対する嫌悪感を伝えれば良かった。話を重ねるなかで自分が潔白すぎるようにも感じている。簡単に言うと俺は会社の不誠実な行いを許すことができなかった。それだけの話ではある。社会に真っ白な組織はほとんど存在せず、ほとんどの組織がグレーであるが、そのグラデーションが白よりのグレーなのか、黒よりのグレーなのか。私は今回の不誠実がどのくらいのグレーなのかはわからなかったので色々な大人に尋ねたが、ほとんどがそれは黒よりのグレーだと言っていたし、私はそれに納得もしている。だけど、過ちを許すことのできかなった自分の器量の狭さも痛感している。
社長との話し合いの中で社長の述べた弁明がほとんど嘘だと、私は知っているのにも関わらず、それは嘘ではないですよって顔をして目が泳ぐこともなくしゃべり続けていた。それが本当に怖かった。この業界も辞めて他の業界に移ると伝えたら、あなたはこの業界で最も求められている素材だから、業界には居た方が良いと真っすぐな目で伝えてきた。どの口が言っているのだろうか。あなたのせいで業界に失望したと伝えるつもりはさらさらないが、それでも一番の原因はあなただというのに。今回の件よりももっとひどい行いをした人もたくさんいると具体例つきで話してきた。相対的に俺はそんなに悪いことをしていないよと伝えたかったのだろうか。そんな悪いことが簡単に許容されてしまう業界だから嫌なのに。今後も定期的に話し合いをしたいと言っていた。今後も弁明を続けるつもりなのだろうか。俺はあなたを子供のように思って責任を感じているから今後の人生の応援をさせて欲しいと言っていた。本当に本当にやめて欲しい。雇用関係で親子ヅラをしないで欲しい。今更こんなことを言うのがズルいのはわかっているが、本当はこの業界の人間になりたくなかった。アルバイトでこの業界の違う会社にいたときに散々光も闇も見てきたから。それでも、面談の時に社長がこの業界はたくさん変なところがあるけど、ウチはそれを一切やめようと思っている。新卒で入ってくれるあなたを大切にしたいからと。真っすぐな目で私に伝えてきた。今回の件で自分の過ちを弁明していた時と同じ、真っすぐな目で。あの時に、嘘を見破れなかった私の力量不足なのだろうか。驕りかもしれないが、私がこのタイミングで退社して会社が引き続き続いていくとは思えない。いくつかのマイナーダウンをして、会社の規模も縮小するだろう。私のせいで、社長家族と副社長家族にたくさんの迷惑をかけてしまう。私が楽になりたいからという理由で誰かを不幸にして良いのかわからない。今後、何があっても私は退職の意思を変えることはないと思う。それでも、この罪の意識を消すことはできず、背負い続けてしまいそうだ。

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