上級ウェブ解析士を取得した話

こんにちはシステム開発会社でWebディレクターをしているhonda といいます。

2018年の9月ごろに自身の知識を対外的に示せるようにとウェブ解析士の資格を取得したのですが、より実務的に使えるようにと更に一段階上の上級に挑戦しました。
正直、合格まで課題の山に埋もれた辛い1ヶ月でした。

「上級ウェブ解析士 対策」で検索すれば色々と講座がどんな感じだったかなど出てくると思うので、今回は自分が受けてみて悩んだポイントだったり事前に抑えておく必要があることを記載します。

絶対、繁忙期は避ける!特に凝り性な人

受ける前に色々と上級講座について調べましたが、各レポート10時間あればできるなど書いてあったので若干安心していました。
それでも自分は事前、中間、修了とすべての課題が想像以上に時間がかかりました。
これは、完璧求めようとすると、そうなりがちかもしれません。

課題は基本ウェブ解析士HPを中心とした内容になるので、サービスの理解が必要です。
そして、答えがきちんとあるものを出題されるわけではないので、どの課題もそこそこに留めつつ、担当する講師に聞くのが一番早そうです。
そして、採点基準にそってレポートを書いていけば問題ないと思うので、そこを押さえることを前提に取り組むと良いと思います。
正直、不合格になってしまう人はレポートをどう書けばいいかに悩んで、時間もなく、これを一ヶ月続けるのは無理!ということで、提出しないというパターンが多いのではと感じました。

講座と言っても教えてくれるわけじゃないよ!

上級講座は2日間の講座とレポートによって合否が決まりますが、講座はレポート内容を受験者同士で確認したり、次の課題レポートの説明という内容が中心になります。
講座の中で丁寧にこのレポートはこうやって書いてくださいねとまでは話されず、ここはわかってるよねー、じゃあ次、とどんどん進んでいきます。
もちろん実務でGoogleAnalytics使っているので、そこそこ課題の内容は理解できますが、本当にコンサルを仕事にしていて事業計画や広告運用、サイト運営に分析、そして改善までやってないと全部わかるって人どれくらいいるんだろうなと思いました。
やることの幅が広いので、講座の中でレポートの大枠を把握して、実際のレポート作成で調べながら進めるということが多かったです。その分レポートをやりながら新たな知識を吸収できたという間隔ももちろんありました。
特に自分の場合、修了課題は実際にGAからの分析を行うものだったので、色々とやれる幅増えたなと感じました。

実務を意識しろ!

資格取得が目的の場合、あまりおすすめできません。
取ればウェブコンサルできるようになっているというよりは、一つのきっかけと思ったほうがよいです。
ウェブに対してどの程度の知識を持っているかにもよりますが、上級ウェブ解析士講座はレポート作成を通して実務でどう活かしていくか、今後どういった知識をブラッシュアップしていけばいいかの方向を見定めるために役立つように感じます。
ウェブ解析士はウェブを始めとしたデジタルメディアを通して事業の成功に導くことが目的という点は本当に大事だと思います。
だからこそ、上級講座をただのレポートとしてではなく、実務にどう使っていくかを考えながら進めると取得するだけじゃなく、活用できる資格になるのだと思います。

まとめ

正直受け始めのころは、あーなんでこんなめんどくさいことしなきゃいけないんだろ?と思っていました。
ただ、諦めずに膨大なレポートを進めればちゃんと得られるものがあると思います。
そして、資格を取得したら終わりではなく、そこが始まりです。
上級ウェブ解析士のレポート作成を通して得られるものを今後の業務に活かしていきましょう。
取得後は上級ウェブ解析士が、その他の上級ウェブ解析士やウェブ解析士マスターへ相談できるメーリングリストへ登録されます。
ちゃんと有資格者同士で、業務の問題やノウハウを共有していく互助の関係があるのは、非常によいと感じました。

※講師の方のお話ですが、2019年はカリキュラムが変わり難度が上がるとの話もありました。これから受験される方は過去情報だけでなく、講師の方に細かく相談することおすすめします。

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