ベンチャー的な働き方@障がい福祉
ベンチャー企業は、革新的なアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業を指します。
そこで働く人は、自分の能力を活かして会社の成長に貢献することができ、向上心の強い人が集まる職場なんだと思います。
・好奇心
・スピード感
・実行力
・自己研鑽
・価値創造
・思考力
・発想力
・先見性
・マクロ的視点
・ポジティブ
・タフさ
などなど、
ベンチャーで必要とされる能力ってこんな感じでなんでしょうか⁇
福祉の職場って、どちらかというとベンチャーとは真逆な感じかもしれません。
支援者(働く人)は、目の前の利用者の人に対する関わりに魅力とやりがいを感じていて、ミクロ的な視点で仕事することが多いです。
もちろん、利用者の人の生活がより良くなるよう努力もしてるし、勉強もしてるし、頑張ってます。
でも、スピード感や価値創造、発想力って、ベンチャーほどではないのかもしれないです。
ICF(国際生活機能分類)の考えでは、障がいは「社会モデル」と言われ、「障がいは社会の側にある」と理解することができます。
誤解を恐れずに言えば、障がいのあるご本人の生きづらさは社会のせいでもあります。
支援者として、ご本人への支援をミクロ的な視点で解決することは大切な一方で、社会にどうアプローチするかを考えることはもっと大事なのかもしれません。
僕個人的には、社会へのアプローチはベンチャー的思考で解決を目指したいと思っています。
そのためには、スピード感を持って仕事をしたいし、知らないことは自己研鑽したいし、色んなことに好奇心を持ち、いつもアイデア豊富でいたいと思います。
でも、気がかりなこともあって、福祉の職場でベンチャー的な働き方をやろうってすると、職場で結構浮くんだと思います。
忙しそうとか、落ち着きないとか、思いつきで発言するとか…
ベンチャー的思考は大切なのかもしれませんが、周囲のスタッフが働きにくくなるのはよくないことです。
ベンチャーを意識しつつも、謙虚に、バランスよく、働いていきたいと思います。
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