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誰かのために働くということ(短文雑記)

就労支援は利用者の方である障害のある人のために働く仕事で、就職への支援や就労後の職場定着など社会人となった人への支援も就労支援です。それに、企業で就職されるとなると企業の担当者との関わりが就労支援に含むこともあり、企業の担当者の方のために働く場合もあります。

誰かのために働くというのは相手の役に立つために働くということでもあり、相手への貢献が仕事への対価にもつながっていきますが、役に立てたという実感を得ることで仕事へのやりがいや充実感につながることもあり、それがこの仕事の魅力にも発展していくように思います。

誰かのために働くのはとても良い仕事です。個人的にはそう感じます。何よりも充実感が得られますし、相手の方とのやりとりを経て得られるものは自分自身への学びとなることも多く、自己理解や他者理解につながることが誰かのために働くことをより一層に働きがいへとつなげてくれます。

それに、「誰かのために」は家族や友人のためだっていいわけで、毎日の仕事は家族との暮らしのために働くこともあるわけですから、家族のために働く、大切な人のために働くってことも、仕事を充実させることにもつながりそうです。

この仕事に就いて20年が経ち、目の前の利用者の方に限らず、家族のため、法人スタッフのため、チームのスタッフのため、地域の人のためなど、誰かのためにの「誰か」はいろんな人が当てはまるようになりました。
歳を重ねる中で、「誰か」の言葉を柔軟に解釈できるようになったのも少しは成長した証かもしれないです。

これからも、「誰かのために働くこと」は自分の大事な指針にして頑張っていきたいです。

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