納期のセルフコントロールについて

TheGOAL等の著作で有名なエリヤフ・ゴールドラットの提唱した理論で、制約理論というものがあります。まあいろいろ言っているんですが、その理論の中に、人はギリギリまで動かない(ものすごくざっくりいうと)。ってのがあるんですね。だから「プロジェクト管理する際にはスケジュール内でバッファを確保してから納期設定しましょうね」って話なんですが、今したいのはその話ではなくて、ギリギリまで動けない自分、を少しでも前倒しで動けるようにするには、って話をしようかと。これは個人的な話ですが。

基本ものすごくギリギリ人間です。私。納期があったとすると、そこから逆算してぴったりになる時間まで動き出せない。それ以外の時間はだらだらしてしまう。でもこれは精神衛生上あまりよくないですね。で、じゃあ前倒しで頑張ればいいじゃん、って話なんですけど、それもできない。なんて怠惰な私。

そこで登場するのが納期のない(もしくは納期がすごく遠い)仕事。タスク管理は重要度と緊急度のマトリックスで管理しましょう、なんてよく言われますが、この高重要度・低緊急度の仕事の出番です。

納期ギリギリになるまで緊急度の高い仕事は着手せず、緊急度の低い仕事を進めます。(興味があるものから手を付けると良いですね。)

これが結果的に生産性を物凄く高めます。そもそも納期ギリギリの仕事はギリギリにやるから生産性は高くなりがちですし、その他の時間は重要度の高い仕事に時間を割くことができる。私はこんな感じで自身のタスクを消化しています。

余談ですが、読書や勉強においても、一つのことを集中してやるよりも、複数のことを同時並行的に行った方が良い、とされております。仕事においても、納期が近い仕事を頭の片隅にとどめつつ別の仕事をする、というのは有効だと思います。思わぬアイディアやつながりが出てきたりもするので。

まぁ、怠惰さをいかにごまかすか、という話です。時間というリソースは有限ですから、効果的に使いたいものですよね。という月並な文言で〆。

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