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「ウルトラマンジャックの『こんな名前いらない!?』」


ウルトラマンジャックこと新ウルトラマンことウルトラマン2世こと帰ってきたウルトラマンの漫画を描きました。尚、作者は「新マン」派です。

【超野暮な解説】
・ウルトラマンジャック
1971年放送「帰ってきたウルトラマン」の主人公。題名に反し、1966年放送「ウルトラマン」の主人公・初代ウルトラマンとは別人。そのためファンは初代と区別すべく「新ウルトラマン」「新マン」「帰りマン」「帰マン」等様々な愛称で呼んだ。そして本放送から13年後の1984年、映画「ウルトラマンZOFFY」(昭和ウルトラシリーズの総集編的作品)において円谷プロから公式に「ウルトラマンジャック」と名付けられる。しかし後付けの名称に馴染めず、従来の「新マン」等の愛称で呼び続けるファンも少なくない。

・大橋巨泉
昭和後期のテレビ界に大きな足跡を残した名司会者。代表作の一つ「巨泉のこんなモノいらない!?」は、世の中に本当に必要なのかというものを毎週一つ取り上げ(例:「英語教育」等)スタジオゲストとともに検証する内容。後述のジャック氏とのトークは番組名物だった。

・ジャック・レイノルズ
米NBCキャスター。上記「巨泉のこんなモノ〜」に、アメリカ人としての意見を述べる役割で毎週衛星中継で出演。巨泉が「ヘイ!ジャック!」と呼びかけると、モニター画面の中のジャック氏が「なんだい?巨泉」と応じて会話が始まる。巨泉の英語は字幕で訳され、ジャック氏は日本語吹き替え(CV:銀河万丈)で訳された。

・シン・ウルトラマン
2022年公開の映画(総監修:庵野秀明)。初代ウルトラマンをリブートした内容だが、別世界の話であり登場人物も全て別人。主人公のウルトラマンの本名は「リピアー」(3コマ目のリピアは誤りです…すみません)。尚、庵野監督は「帰ってきたウルトラマン」の自主制作映画を撮った事もありいろいろややこしい。

・ウルトラマンA
「帰ってきたウルトラマン」の後番組である「ウルトラマンA(エース)」(1972年)の主人公。それまで個人名が無かったジャックを「ウルトラマン2世」と呼んだが世間には全く定着せず、結局ジャックと名付けられるまでの間は「新マン」等の愛称で呼び続けられる事となった。


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