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推し事と家事育児業の両立が不安

大変アホらしく、またこう、遊ぶ母やオタクに嫌悪感のある方はぜひ読まないでほしいのですがオタクと母親業の両立が不安です。

というのは今週末から推し作品の劇場版が公開されるのですが、日が近づくにつれ、落ち着きがなくなり、気もそぞろで、わくわくしつつも、なぜか不安で、よく言えば楽しく、悪く言えば情緒不安なのです。

それでもちゃんと仕事に行き家事も育児もしているし、なんならイレギュラーなタスクが発生しようものなら瞬殺で片付け、というのも万全に初日を迎えるためでして、まぁ立派ではあるのですがその分、気持ちが、おおきくて。

この未曾有の状況に耐えられるか、不安なのです。

この気持ちの原因は色々ありまして、まず、推しが、泳ぐこと。

水泳アニメなのですが私の推しは怪我が理由でマネージャーや教育係をやっておりまして、泳ぐ姿がこれまでない。

でも原作小説では泳ぐ姿があったので、私はずっとずっと、彼の泳ぐ姿が観たいと思っていたんです。

3年半。

そう、3年半にわたり、ずっと。

そしたら今回の劇場版の予告に、推しの、泳ぐ姿が……。

昼休みの職場で震えました。
自宅だったら声をあげて泣いていた可能性があります。

3年半、読者アンケートや、キャンペーンハガキ、感想の手紙を送った際など、折にふれて「泳ぐ姿がみたい」と伝えてきてよかった……。

と、気持ちがとても高鳴っているのです。
とうとう、原作小説を毎日鞄に潜ませ、推しにまつわる描写をピックアップしてはツイッター(鍵アカ)に垂れ流すという奇行にまで出てしまいました。

何かでガス抜きしないとしぬ。

きっと彼の泳ぐシーンは数秒で、原作小説にあるような、しなやかで、美しく、圧倒的に速い、そんな描写ではないかもしれない。

私の理想とする姿とは違うかもしれない。

期待しすぎてはいけない、という気持ちと、楽しみな気持ちで、日々張り裂けそうです。

それから特典戦争。

これ、ファン以外からするとなんなの?って感じだと思いますが当事者は必死です。

先日青ブタを観に行きまして、とても良かったのですが、これも来場特典の争奪戦がすごかったようで。

土曜から特典が切り替わるのですが、土曜日チケットとれなかったのはそのせいのようです。

私が日曜朝イチで観た時は特典をもらえたのですが、交代で夫が日曜3回目の回を観た時は、もう特典が品切れてたそうなんですね。

特典も何種類かあったりしますから、揃えたいファンや推しが欲しいファンからすると、これは確かに争奪戦だろうなぁと。

そういうのに触れていたら、過去に私も推し作品で入場特典が手に入らなくて泣いたことを思い出したりして、不安になりました。

なんとか推しは手に入れたいのですが、まだ第1週以降の特典が公表されてない上に、子育てもあり、そう簡単に体が空く状況でもないので、入手できるか、ドキドキしています。

神よ……いい子にしてるから、善行を積むから、どうか私に推しをください。

できたら自引きさせてください……。

そして、最後に、私は、育児も家事も、ちゃんとしたいのです。

幸い、趣味に理解のある夫に恵まれ、サポートしてくれる両親もいます。

オタク活動を阻まれることは、あまりありません。

それでも、今回自分の感情が揺れ動きすぎて、今まで通りの日常を維持できるか不安なのです。

夫は大人ですし、自分のことは自分でできるので、放っておいても大丈夫です。

でも息子には私の愛情が必要です。
私もたっぷり愛したい。

でも冷静でいられるか不安……。

あと、推し作品にうつつを抜かしていたせいで家族に迷惑をかけたみたいな、そういうことで、作品のイメージを損ねたくないのです。

たぶんそう思う人は周りにいない気もするのですが、今回自分の心が大きく揺れ動いているだけに妙に、心配で……。

心配性が、みょうなこじらせ方で、私のそわそわを増幅しています。

これは心の、感情のキャパシティの問題なのだと思います。

かつてないほど深く、突然にはまりこんだ作品で、息も長く、これまで存分に狂って楽しんできました。

今思えば2015年の映画(推しが初登場しました!)の時はそれなりに新婚(なにしろ公開翌週が結婚式)だったにもかかわらず、20回近く観に行っていました。

私は夫の広い心に深く感謝すべきかもしれません。

あの時ですら、独身だったらもっと平日夜観に行ってたな、などと思っていた。

今回は、私の人生にかわいい息子が加わったことで、作品に対する愛や興奮と、日常で使う愛やエネルギーとで、総量が保つのか、調和が取れるのか、不安なのです。

何しろ初めてのことなので……。

戦いはすでに始まっており、初日の席を取るのに映画館のHPがなかなかつながらず、待機番号もなんと6900番台で大変やきもきしました。
予約開始日を勘違いしていて出遅れたのも痛かった。

結局25分かかって繋がり、無事席は押さえられたのですが、子持ちの帰宅後の25分がどれだけ貴重かとか、夜宅配便が来るから早めに風呂に入っておきたいのにどうしようとか、息子が機嫌よくいてくれるだろうかとか、色んなことをぐるぐるぐるぐる考えながら席取り合戦に参加していました。

子持ちはチケット取りも独特の過酷さがあると知りました。

いい席は埋まっていたんですけど、なんとか勝ててよかったです。

初めてでしたがムビチケ、使いやすいですね。

カレンダーを見るたびに、「あと何日」「あと何日になってしまった」「ああ、どうしようあと何日」「やめて、推しが泳ぐ世界線が来てしまう」と動揺は深まるばかりです。

最初はわくわくしていたのに、いざ目前に迫ると怖くて待って欲しくなるのはなんなのでしょうね。

ああ、でも、耐えて、この未知の海へ、飛び込むしかないのです。

ここまで揺れておいて映画あまり面白くなかったらどうしよう。

どうしよう、が、尽きません………。

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