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イヤイヤ期前に読んで、親子で落ち着けた本

息子が1歳8ヶ月頃から、イヤイヤ期の予感を覚えはじめ、衝突が増えてきた。息子は苛ついていることが増えたように見えたし、私はどうしたら良いのか全くわからず、途方にくれた。

わからないことは本に聞こう。

そこで一冊の本を読んだら、私も息子もずいぶん落ち着いた気がするのでシェアします。

本を読むと気に入った部分等をカードに記すようにしているので、引用の時間短縮も含めて、カードを載せながら紹介します。

前提として、イヤイヤ期は悪いものじゃない

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かんしゃくや、「イヤイヤ!」は脳の原始的な部分が成長している証拠。命を守る力が育ってきている、という説明に目から鱗。
自我が育っているのは感じていたけど、そう言われると子どもの行動がより受け入れやすくなるなぁと思いました。

かんしゃくへの基本対応

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ポイントは、イヤイヤの気持ちは受け入れ認めるけれど、必要な枠組みは変えないこと。
これは割とよく聞きますね。

ぎゅっと抱きしめる、おんぶする、などで受け入れつつも、ダメなことやしつけの枠組みは変えないようにする。

では、その「必要な枠組み」の取捨選択はどうしたら良いか。

介入するのは、「社会のルールに反する時」と「命と健康を守るための制限」のみ

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「社会のルール」と「命と健康を守るための制限」。これです、これに私は救われました。

逆にいえば、これ以外のこだわりや主張は、思い切って認めてしまう。そうやって息子に付き合うことにしたところ、お互いの関係がよくなったように思います。

実際には、ルールとマナーの狭間で悩むことも多いのですが、前よりは鷹揚に構えられるようになったかと。

泣かせてはいけない、泣き止ませなきゃ。でも、甘やかしたくもない、ちゃんとしつけたい。でも、なるべくのびのび育てたい気持ちもある。でも、目の前の子どもは言い聞かせてもぎゃんぎゃん泣くばかりで……。と、でも、でも、ああ〜ーっ!と悩む中、ひとつの指針になりました。

この指針ができたことで、私も安心して泣いてる息子を、泣かせたまま抱きしめることができるようになりました。

ちなみに3歳くらいまでは、まだ「言葉で説明して同意を得る」というやり取りは難しいそうです。

そうだったのか……。必死で説明してたな。もちろん、言葉でも説明するとはいえ、まだ理解や同意を求めるのは早かったのだとわかってよかったです。今はいずれわかってくれれば、というスタンスでいます。

はじめての子だと、「このくらいの年齢なら、だいたいこんなもん」がなかなかわからないんですよねぇ。

大人の余裕を保ちたい

社会のルールに反すること、命と健康を守るために止めるべきこと、以外はおおらかに見守るようにしたら、息子も機嫌よく過ごしてくれることが増えました。毎日保育園からの帰宅にものすごく時間がかかるようにはなったりしましたが。

また、別の本で2歳くらいの子は「秩序の敏感期」で、「空間的、時間的にさまざまなことがいつも同じであることが不可欠」とあり、なるほど秩序を乱されて不満だったのかな、と気づくこともありました。

いろんな本に助けられています。その中でも本書は読みやすく、役立つ部分が多かったのでおすすめです。

最後に、一番心に刺さった部分を。

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いやーほんとこれですよね。結局、つい大人と同じように見てしまってカリカリしているなぁとよく反省します。

思ったより出来ることが多くて、すごいなぁと思うことも多いけど、子どもはまだまだ発達途中。それを忘れずに余裕をもって接しられたらなと思います。

社会が優しくないのに自分は子どもに常に優しくせねばならないのはキツいけど……そしていつもうまく出来るわけではないけど、息子の成長のお役に立てたら、と思う今日この頃です。

※最後まで読んでくださり、ありがとうございます!よろしければ投げ銭頂けると大変嬉しいです。そこまでじゃないな、という方はまた機会がありましたら読んで頂けると嬉しいです。
お付き合いくださりありがとうございました!

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