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勝手に10選〜爆笑!オモシロ邦題編 Part.6〜

(前記)

筆者が勝手に楽しむ、この企画も第6回を迎える。

重ね重ね、予め述べているのは、訳者さんが真剣だからこそ、珍プレーは生まれるのだ。

ウケを狙っては現れない笑いがそこにはあるのだ。

そんな訳者さんの珍プレーも、訳者さんが真剣だからこそ、後に笑えるのだ。

そんな訳者さんに今回も敬意を表して、オモシロ邦題を勝手に10選する。

・カラフル・クリーム

クリームのアルバム"Disraeli Gears"の邦題だ。
訳すると、ディズラエリさんのギア、なるが、これはクリームのメンバーが自転車の変速ギアを指す、Derailleur Gearを言い間違えて、Disraeli Gearと言ってしまったのがウケて、そのままアルバムのタイトルになったのだ。
因みにDisraeliとはイギリスの産業革命時の首相である。

邦題であるが、美味しそうだ。

・クリームの素晴らしき世界

クリームのアルバム"Wheels of Fire"の邦題だ。
訳すると、火の車輪、火の輪となる。

邦題であるが、カスタードとか生クリームの話だろうか?

・素晴らしきアートロックの世界

ディープ・パープルのアルバム"Deep Purple"の邦題だ。

何故に"ディープ・パープル"ではいけないのか?

邦題だが、全く素晴らしくない世界だ。

・ザッパ雷舞イン・ニューヨーク

フランク・ザッパのライブアルバム"Zappa in New York"の邦題だ。

そのままで、ニューヨークで開催されたフランク・ザッパのライブである

邦題であるが、いゃ〜さすがです!ライブを、雷舞、とは実にお見事っ!……とは思わない。

・愛のペガサス

プリンスのアルバム"Prince"の邦題だ。

何故"プリンス"ではいけないのか?

愛の架空の空飛ぶ馬、とは何事か?

・気分はモノクローム

バングルズのアルバム" All Over The Place"の邦題だ。
訳すと、いたるところ、となる。

邦題であるが、こっちこそ気分がモノクロームだ。


・恋の終列車

モンキーズのアルバム"The Monkees"の邦題だ。

"ザ モンキーズ"では何故にダメなのか?

邦題であるが、なんの事やら、すっとこどっこい極まりない。

・ラモーンズの激情

ラモーンズのデビューアルバム"Ramones"の邦題だ。

しつこい様だ側、何故に"ラモーンズ"ではいけないのか?

激情、とは、はげしくたかぶる感情。理性で押えきれない激しい感情を指すが…、

なんだか、いや確実にとてもダサいのだ。

・愛は魔術師

オリビア・ニュートン=ジョンのシングル"A Little More Love"の邦題だ。
訳すると、もう少しの愛を、みたいな感じだろう。

邦題だか、ミスター・マリック的な世界観で、もやは、日本語として理解不能で、すっとこどっこい極まりない。


・心のしとねは何処

ジョン•レノンの楽曲"Scared"の邦題だ。
訳すると、怖かった、ビビった、みたいな感じである。

邦題だが、もはや坊さんの説教か、幕末における志士の辞世の句だか、もはや、なんだか訳が解らない。


(後記)

筆者がひたすらに楽しむ結果、毎回スキの回数が少ない印象の企画であるが、今後とも意地でも継続していく。

読んでくださった方々へ
ありがとうございました。

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