オイルをそのまま啜れるアヒージョって食べたことありますか？

冬の味覚と言えば「牡蠣」。そこに「白子」様にも参加していただき、レモンオイル仕立てのアヒージョレシピを公開。ポイントはスープといっても過言ではないくらいそのまま飲めちゃう激ウマなオイルです。

アヒージョって大抵、食べ終わるとオリーブオイルがけっこう残ってしまうんですけど、この「牡蠣と白子のレモンオイル仕立てのアヒージョ」は最後の汁一滴まで毎度残りません。それくらい美味い。バゲットに浸して本能の赴くままにしゃぶりついてもいいし、次の日にパスタと絡めても二度美味しいんです。

白ワインやシャンパーニュとのマリアージュは言わずもがな最高ですが、個人的には カベルネ や テンプラニーリョなどのレッドワインと合わせるのも大好きです。

材料（２〜３人前）

・牡蠣：400グラム
・白子：200グラム
・ブラウンマッシュルーム：６個程度
・ニンニク：２片
・唐辛子：１個（辛味を抑えたい場合は半個）
・オリーブオイル：適量
・レモン：半個（４等分のくし切りにカットする）
・薄力小麦粉：小さじ１
・白ワイン：30ml（料理用でもOKですが、通常飲む白ワインのほうが美味しく出来上がります）
・塩：適量
・胡椒：少々
・パセリ：適量（パセリは予めにみじん切りにし、ジップロックで冷凍保存しておくと便利です）

手順

① 牡蠣と白子の下処理

❶ ボウルに「水１リットル」を用意し、「塩大さじ２杯」を溶かして塩水を作る。
❷ 網ザルに「牡蠣と白子」を入れ、冷水でササッと流し洗いした後に、塩水にくぐらせて洗う。
❸ 最後に、もう一度、冷水で流し洗いをし、水を切って冷蔵庫に入れる。

この下処理を丁寧にしないと、生臭さが出てしまうので重要です

② レモン仕立てのオリーブオイルを作る

❶ ニンニクを半分に切って、芽を取り除き、包丁の腹で押しつぶした後に、みじん切りにする。
❷ 唐辛子を半分に切って種を取り除き、輪切りにする。
❸ ブラウンマッシュルームを３等分にカットする。
❹ フライパンに、牡蠣が半分浸かる位の量をイメージしてオリーブオイルを注ぎ、弱火にかける。
❺ ニンニクをフライパンに入れ、香りが立ってきたら唐辛子とマッシュルームを入れる。塩も適量入れる（本レシピの材料分ですと5グラムほど）。
❻ マッシュルームに火が通ってきたら、中火に切替えて《白ワイン＆レモン３カット分の汁＆薄力小麦粉》を混ぜ合わせた汁をフライパンに流し込み、菜箸で縦に切るように混ぜ合わせ乳化させる。白く濁り、トロッとしてきたら完成です。

③ 仕上げ

❶ ②で仕上げたオリーブオイルソース入りのフライパンに、牡蠣と白子を入れる。白子は中央に入れると出来上がりの見栄えが良くなります。
❷ 蓋をして5分ほど中火にかける。
❸ 火からおろし、塩分を確認（ソースと具材の両方を味見するのがポイント！）し、必要であれば調整する。
❹ お皿に移し替える。（フライパンのまま出してもOK！）
❺１カット残してあるレモンを絞りかけて、中央に飾る。
❻ パセリと胡椒を振り、完成。

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以上で極上に美味い「牡蠣と白子のレモンオイル仕立てのアヒージョ」の出来上がり♪お好みでパルミジャーノレッジャーノを振りかけても抜群です。あなたの街の美味しいパン屋さんのバゲットを片手に、最高の一時をお過ごしください。

↑少量残して、次の日にパスタを絡めても絶品。双眼会えるとコスパいいんですよね、この料理。

フライパンの余談

今回のアヒージョのような料理は、フライパンそのままでサーブするのが洗い手間も省略でき、熱も逃さず、見栄えも崩さず出せるのでオススメです。僕はダンチュウの鉄パエリア鍋28cmを愛用しているんですが、鉄ならではの火の入り方と、一生付き合えるシンプルなデザインで食卓にも合い、最高の相棒です。あさりの白ワイン蒸しなどにもいいですよ〜〜〜