2024年3月15日　
to HEROes ~TOBE 1st Super Live~
参加して参りました。そしてまだまだ興奮が冷めません。

私にとって約10年ぶりの声が出せるライブでした。
健くんのソロコン
Ken Miyake NEWWW LIVE TOUR 2022
通称、プピコンはコロナ禍だったし、
それまでは子育てに追われてライブなんて行けていなかったから。
今回は単身で乗り込んだので、周りにどんな方がいらっしゃるのか
ドキドキしてしまいましたが、結果、興奮して叫んでました。
でももう若くないので、ホント黄色い声援とはほど遠かった。
名前を叫んでも可愛くない、声もかすかすだったので声帯も鍛えなくては。

さて、今回はちょっと話題になっている
健くんのくまのペンライトについて書こうと思います

東京ドームでコンサートが開催されると決まったとき、健くんの生配信でどなたかが
「以前のコンサートで購入したくまのペンライトを持参しても良いですか？」
とコメントされたんです。
それに対して健くんが、さらっと
「ご自分で購入されたものなのだから、自由に使ってもらって大丈夫じゃないかな」
というような事を言ってくれたんです。
これを聞いて、持っていこうと楽しみになった反面、このペンライトは光量が強いので演出の邪魔になったりはしないか、勝手に心配もしていました。
もちろん、TOBEの公式ペンライトも購入して持って行きました。

IMP. 、北山くん、大東くん、と曲目が続き
そして、健くんの出番。
今回健くんは配信曲2曲以外は新曲ということで初聴きの私はドキドキ。
始めの撮影OKの時は、始まった緊張とスマホを握りしめて最高の健くんを収めるのに必死だったから、
後半の4曲はじっくりと健くんの一挙手一投足を見つめるつもりでいました。

そして
歌う健くんを囲うようにペンライトの海が一面オレンジに染まるその中に、
ぽつぽつと青い光を見つけた。

健くんが作ってくれたソロコングッズのくまのペンライト。
ブルーで強めの発光して、押せばプピプピ鳴る可愛いIVY
開演前に周りを見渡したけど、そのプピちゃんは見つけられなかった。
(プピと鳴るからプピ様などと呼ばれています)
でも、健くんの時間になって周りがオレンジの光に包まれたとき
いくつかの青い光が目に入って、それがすごく嬉しくて泣けてしまった。
まんべんなく、どこにでも居た。健くんの近くにも、ずっと上の方でも。
そのオレンジとブルーの比率が、私はなんだかとても好きだった。

健くんの作ってくれた特別なペンライトを持っているのは、
健くんのファンの人。健くんがつけてくれたファンネームIVYさんたち。
はじめは、健くんに見つけてもらえたら嬉しいという気持ちだった。
健くん、見てー！ここにいるよー！！！って
でも、あちらこちらで揺れるブルーの光を見ていたら、
あっちにもこっちにも、健くんのことを大好きな人がいるんだ
健くんはこんなにも大好きな人たちに囲まれて歌って踊ってるんだと思って
IVYさんたちの存在を初めてリアルに感じられる時間だった。

健くんがTOBEと共に歩むようになって、SNSを駆使して応援するようになって
たくさんのIVYさんたちとネット上でやりとりをしてきた。
でも、どなたも実際には会ったことはなくて
ある意味、IVYさん達も健くんのように手の届かない虚像のような存在になっていた。
だから、あぁ本当にIVYさんは居たんだ、と思った。
健くんのソロコンから今日の東京ドームまで、プピちゃんペンライトを持って健くんに会いたかった人たちは、こんなにもたくさん居たんだとすごく嬉しくなってしまった。
嬉しくて、泣いた。

なんだろ、すごく不思議な気分だった。
健くんのソロコンは、当たり前だけど健くんのファンだけが集まってる。
けど今回は、違うグループもたくさん出演するから健くんファンだけじゃない。
でも私たちは今、同じ健くんファンを見つけられた。
複数のアーティストのファンがいる中で、こんなにもはっきりと
同じ好きの気持ちを持つ人たちを感じられるとは思っていなかった。

正直言うとさ、やっぱりNumber_i のファンの方たちとか多くって
ペンライトも赤く光る客席が多かったからさ
例えばたった1つの光だったとしても、その光がとても尊かったと思うんだ

ただ、健くんに見つけてもらおうと思って持っていったペンライトが
こんなにも心を映してくれるとはこの時まで分かってなかった。
健くんへの大好きと、IVY同士の交流と
そしてその想いはきっと、全IVYさんが感じていたんだよね。
日に日にブルーのライトは増えていって、ラストのアマプラでの生配信では私がドームでみた数よりも多くの青く輝くペンライトがオレンジの海に揺れていた。

たった四日間の出来事なんだけど
SNSであっという間に拡散されていって、他のアーティストのファンの方たちのご協力のもと、きれいなオレンジとブルーの光景が出来上がった。
私は今まで、二色のペンライトの海をみたことがない。
あ、KinKi Kidsは２色なのかな？でも、今回のような比率ではないからやっぱり初めての光景だったと思う。
奇跡のような時間だった。
１番長いアイドル歴を持つからこそなんだと思ったんだ

解散して、悲しみに暮れるファンのために。
早く会いたくて１年経たないうちにソロコンをしてくれた。
その時に生まれたくまのIVY。
健くんでもありファンでもある、くまのIVY。
この子はただ光るだけじゃなくて、潰すとプピって赤ちゃんの靴みたいに可愛い音がする。
コロナ禍で悲しい思いをたくさんした。声を出せないままお別れをした。
寂しい中でやっと再会しても、やっぱりまだ声援を送れなくて。
そんな中で健くんの言葉に反応できるプピっていう音は、
その一音でyesでもありnoにもなった。
プピって音だけでも十分、何を伝えたいのか会場全体が通じ合えた。

そのくまのIVYが、今度はすごく大きな会場でたくさんの人の海の中で
さすがにプピっと鳴くことはできなかったけど、
その強い発光具合で、会場に散らばるIVYさん達と、もしかしたら健くん本人とも通じ合えたと思わせてくれた。
それが最高に幸せな空間であり時間だった。

これから先、またソロコンがある。
そこではまた新しいグッズが作られていくんだと思う。
TOBEでは、チューリップだったりサボテンだったり、くまさん以外のキーワードがたくさんあるから、どんなグッズが出来上がるのか楽しみ。
前回はボツになったサボテン型ペンライトも面白いかもしれない。
でもまた、新しいことが待っている気がするからすごく楽しみで仕方ない。

くまのIVY。かわいいIVY。健くんはグッズを家に置いていなさそうだけど、健くんの使っていたペンライトは今どこにあるのかなぁ？
これから先、くまのIVYを見ては今回の光景を思い出すんだと思う。