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ハノイで気の向くままにカフェる

*ハノイ編*

成田→ハノイ→ホーチミン→カンボジア→ハノイ
旅の終盤ハノイでは、確実に疲労が溜まっていました。
また数年前タイに行った時と同じく、水がどうも身体に合わず胃腸の調子が悪い。水道水は飲んでいないのですが、寝込むほどではないけど下っている、もっと食べたいのに食べられない、といった状態が日本に帰るまで続くのです。

連日の暑と疲労もあって、ハノイでついにダウン。ハノイでの目的ハロン湾クルーズは2日後、丸一日の長時間ツアーを予約してあったので無理は禁物です。お腹だけでなくだるさ、頭の重さなど軽い熱中症のような感じもあり、宿で風邪薬とスポーツドリンク飲んでゴロゴロしてたら翌日には回復しました。
粉末のスポドリを持っていくのは、かなりおすすめです。

ベトナムの北に位置するハノイ、もう少し涼しいかと思いましたが、そんなわけもなく。観光地の中心・ホアンキエム湖周辺を散策しただけで。。。ギブ。
いつものようにエアコンの恩恵を受けられる店を探していると、目立たぬ風情のホテルらしき建物。入り口にはメニューが。そう、ベトナムの飲食店は入り口にメニューが出されていることが多く、それを見て入るかどうか決める人をよく見かけました。もちろん検討した結果、入店しないパターンも。
この時もメニューを見て価格帯を確認して、入ってみることにしました。


* ホアンキエム湖近く「ゼファーブティックホテル」*
ホテルならエアコンと席間隔問題はクリアしているはず!と暑さにやられていたので、ホテル名でググるとかもせず飛び込みました。

カフェメニューから食事メニューまで揃っており、遅めブランチを頂くことに。
魚の煮込み定食、見た目より優しい醤油味で美味しかったです。
スープには大量のメンマ、スープより多いw これも美味でした^^


バイクとクラクションの喧騒からは別世界の静かな空間、疲れがとれますね。
このホテルのレストランは穴場かもです。


* ベトナム観光地のランドマーク的カフェ「KATINAT」*
ホーチミンでもハノイでも見かけた、ビルのコーナー部分に目立つロゴ。
こちらもベトナムのチェーン店で、先出のレジェンドよりウッディな造りでフレンチ色強め。コロナ禍に急成長を遂げたそうで、テラス席や2階3階のある店舗も多くあり利用しやすいカフェです。

私が入ったハノイ店の店内にはノマド的利用の方がちらほら。。。
メニューはドリンク類とケーキ類のみですが、
店内利用でケーキをオーダーしたところ、全部温めて出してくれました。
こういうちょっとした心遣いが、人気の秘密だったりしますよね。
ネット情報によると、こちらではフルーツ系のティードリンクが人気のようで、
数種のトッピングも楽しめます。
シーズナルデザインのカップやノベルティなどを提供しているそうです。
http://katinat.vn/san-pham/

今やサイゴンカフェの代表格


* 宿の近くで見つけた小さなカフェ「STOP BITE」*
ハノイは今回2週間の旅の最後の地。静かで洗濯機があってベッドルームが2つあることが、ここでの宿選びの必須ポイントでした。そうなると選択肢はコンドミニアムタイプに限られてきますが、近年ホテルサイトでもコンドミニアムが多く掲載されており、当たり外れはともかく数だけは豊富にヒットします。
で選んだのはタイ湖のほとりのアパートメント。旧市街エリアからはちょっと距離がありますが、様々な個人店舗が並ぶ居住エリアです。
滞在中、観光から宿に帰る道で見つけたカフェに入ってみました。

焼き菓子とパン、ケーキなど20種類以上が並ぶ

新しくできた店なのでしょう、設備はピカピカ、清潔感抜群です。
ケーキ類と焼き菓子&パンに分かれたショーケース。ホールケーキも並んでいます。イートインもできるようになっています。
10代に見える女の子が、ひとりで店番をしていました。

丁寧に作られたことが伝わるショーケース

どれも美味しそうで迷った結果、安定のクロワッサンと如何にも自家製なプリン、コーヒーを買って宿へ帰りました。これだけでハノイに住んでいるような気分♪
事前にネットやガイドブックで調べた店を訪れるのも楽しいですが、行ってみて偶然出会った店に直感で入ってみるのも良き。自分の勘を信じてw
帰国後ググってみたら、しっかりSNSしてました。
https://www.facebook.com/stopbitebakeshop/?locale=vi_VN

* 番外編 トレインストリート *
ハノイ駅の周辺、線路脇スレスレに立ち並ぶカフェがあり、観光スポットとなっています。元々ここは住宅街、住民が生活する上での共有スペースだったので、現在もその名残を見ることができるそうです。
数年前オーバーツーリズムが問題になり、ついには人身事故が起きてしまい立入禁止区域に。その後、住民らの要望を受けて復活したという経緯があります。

ネット調べですが、立ち入るには管理の人に誘導される必要があるようで、自由に店を選ぶことはできないとか。またカフェ利用が前提での立ち入りになるようです。まぁ線路ですからね、存続のためには観光客のモラルとマナーが必要。
安全性はもとより客の奪い合いを防ぐためにも、こうしたシステムをとっているようです。

余談:地図上では大きいハノイ駅ですが、閑散としていて地元の人が近隣の都市との行き来に使うだけ、といった雰囲気でした。
私は翌日ここから空港行きのバスに乗るため、コインロッカーの下見に行きました。帰国日の観光につきもののスーツケースをどうするか問題。
以前は窓口でも荷物を預けられたようですが、この時はコインロッカーしかなく、使い方や大きさに不安が残ったため利用しませんでした。

ハノイ駅から空港行きのバスは86番、市内を走る他のバスも停留するので番号には注意ですが、停車時間が長くスーツケースのスペースも設けられています。
場所はハノイ駅に向かって左側のバス停留所、小さな係員用ボックスと時刻表、ベンチなどがあります。15〜30分おきに運行しており、ひとり35000V(現金のみ、乗車中にドライバーが集金に回ります)。ほぼノンストップで、利用者も多くない(時期や時間帯によるかもですが)ので快適。残りのベトナムドンを使うにもおすすめです。

ハノイはホーチミンに比べて観光エリアが広く、ショッピングモールなどが少ないので、歩いて廻るには体力が必要です。
私も水筒を持って歩いてはいましたが、エアコンの効いた静かな空間での休憩は欠かせませんでした(喧騒を楽しむ、という方もいらっしゃるでしょうが)。
情報と勘を頼りに、ぜひカフェ天国ベトナムを楽しんでください。

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