実家の安心感

実家に帰ってきた。研究室にいることで相当疲れていたのだろう。実家にいるだけで、こんなに安らかで暖かいのか!としみじみ感じる。ちょっと泣きそうだ。

今は、リビングで父が寝ており、その横でnoteを書いている。そういえば、この光景が家を出るまでの日常だった。思い出の地に行って、その当時の記憶が思い起こされる、とはよく聞くがまさにそんな感じだ。

ほっとするような安心感を今もっていることを考えると、私の帰れる場所は実家なのだろう。

高校生の頃、私は兄弟姉妹にネガティブな感情を抱いていた。妹はなまじ私と似ているため、同族嫌悪のようにいつも喧嘩をしていた。弟はいつもゲームをしているのに私よりも頭が良く、いつも僻んでいた。今では、そんな思い抱いてなどいない。

思いがいつ氷解したのかはわからない。いつのまにか消えていた。だが、なくなった要因の1つは大学進学によって実家を離れたからだろう。

主観的に捉えていたものが客観になった。やはり、身近なものが突然離れると途端に大事なものだと気づくことが往々にしてある。家族らと騒がしくしていたのは私にとって必要な時間だったのだ。

私は24のこの歳にしては比較的、結婚願望が高いほうだ。友人らから指摘されるからそうなのだろう。(周りは全員理系なため信憑性はないかもしれない…)この願いを抱いたのはもしかしたら、あたたかい家族をつくりたいと無意識に思っているからかもしれない。

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