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ドクターペッパーと杏仁豆腐と好物

 近所のスーパーにはドクターペッパーが売ってある。私の家の近くで売ってある唯一の場所だ。この飲み物は好みが非常に分かれる。好きな人は大絶賛するのに対し嫌いな人は飲むこと自体が罰ゲームという程だ。私は唯一売ってあるスーパーに度々買いに行く。

 その日、売ってなかった。そして、売り場さえなくなっていたのだ。

 悲しかったが、それと同時に当たり前だなと感じていた。それは売れてなかったからだ。買う人が私しかいないのでは?と思う程だ。しかし、不思議に思う。そこまで売れていない理由がわからないのだ。

 ドクペが嫌いな人はその味を批判している。よくわからない味だと。私も最初飲んだときはそう感じた。ただ、今は杏仁豆腐のような味がしておいしいと感じる。

 そう言うと、杏仁豆腐を食べればいいのでは?と聞かれたことがある。ただ、飲める杏仁豆腐と考えるとそれはまた別問題だろう。

 そういえば、長崎には杏仁サイダーなるものがある。名前の通り、杏仁豆腐の味をしたサイダーらしい。私は飲んだことはない。しかし、味は高級なドクペらしい。つまり、味に関していえば、ドクペ < 杏仁サイダーが成り立つ。

 杏仁サイダーがドクペの完全上位互換だというつもりはない。確認するすべもない。なにより、あまり飲みたいと思わないのだ。杏仁サイダーという名前が恐ろしい。

 話がそれた。私は杏仁豆腐が好きだからドクペを飲める。こう考えると、自分の好物が飲み物になったときそれを飲める人はどれだけいるのだろうか?
・トマトジュース、すでにある。
・カレージュース、カレー自体が飲み物に近い。
・焼肉ジュース、ドロッとして油が濃そうだ。絶対にまずい。
今のところだと、全然だめだ。そもそも飲めると考えていたのがおかしい。と考えると、私は自分自身でドクペが売れない理由を説明してしまったのか。

 好物だからといって飲むわけじゃない。広めたかったのに何をやってるんだか...

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