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HDRIの三脚を消す方法

Affinity Photoのライブ投影で全天球画像を編集

全天球のHDRIを撮影すると三脚や撮影者自身が写り込んでしまいます。今回はAffinity Photoを使用して全天球画像から不要なものを消す方法を紹介します。Affinity PhotoはHDRIのような32bit画像の編集自由度が高いのが利点です。まず撮影してステッチングを済ませたHDRIを開きメニューの[レイヤー]→[ライブ投影]→[正距円筒投影]を選択します。

スクリーンショット 2021-08-07 11.56.15

編集画面を360°空間で動かせるようになります。この状態で三脚などが写り込んでいる真下部分に移動します。消したい領域を選択範囲で作成します。メニューの[編集]→[塗りつぶし]→[インペインティング]を実行します。これで選択範囲内を周りからサンプリングしたピクセルで埋めることができ、三脚が消えます。不自然な部分があれば修復ブラシツールで修正します。

スクリーンショット 2021-08-07 11.58.19

修正が終了したらメニューの[レイヤー]→[ライブ投影]→[ライブ投影を削除]を選択します。ライブ投影モードが終了し三脚の消し込みが完了したHDRIが完成します。三脚以外にも同様の手順で写り込んでしまった不要なものを消し込むことができます。

スクリーンショット 2021-08-09 10.44.15


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