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燕岳登山日記3・山の上の夜は極寒だ

燕岳に登ったらやりたかったのが星空の撮影。
空はすっかり晴れ上がり、22時ごろ外に出るとそこは満天の星空でした。

が、風がめちゃくちゃ強くて寒い…‼︎

この時気温は恐らく一桁(翌朝の最低気温が3度程度だった)
ダウンと羽毛の付いた帽子、手袋は持ってきていましたがそれでも寒い。
でも、ここまできてお目当ての星空を撮らずには帰れない…!

テントサイトの下は雪
燕山荘

(一番お気に入りのアングルがアップロード断られるので割愛💦)

星を撮らない方には想像つかないかもしれませんが、一アングル撮るのに数十分かかるんです。
風よけを探しながら1時間半程度撮影。
もっと天の川が立つ時間まで撮影したかったけど限界!

戻った山荘内の温かさ。
そーっと寝床に戻り、毛布にくるまる。
これで寝れる…と思ったのに中々体が温まらない。
防寒具を増やしても増やしても体の芯からの冷えに浸食される感じ。
手足を小刻みに動かして発熱しようとするが、これもダメ。
これが数十分も続く。

これが、オーナーが動画の中で話していた低体温症(の始まり?)なのか…⁈
(風が強い中稜線をずっと歩いていると夏山でもかかるそう)

耐えているといつの間にか寝ていたようでした。
今度からはオーナーが勧めていたエマージェンシーシートをちゃんと購入して持参しようと誓った夜でした。

(余談ですが、カメラのレリーズも忘れていたのでせっかく担いで行った赤道儀を使えずじまいでした。フルスペックで星空撮影できなかったのがちょっと心残り)

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